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メールマガジン「法円坂」No.1



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    メールマガジン「法円坂」No.1(2001/7)(国立大阪病院)
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こんにちは!
このたびは国立大阪病院のメールマガジン「法円坂」をご覧いただきありがとう
ございます。
ご友人にもぜひお勧め下さい。

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         院 長 井 上 通 敏 で す
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# 創刊号のごあいさつ #

 小泉さんに倣って、国立大阪病院もメールマガジンを発行することにしました。
日頃から、海外の有名大学病院からのメルマガを受信していて、いつの日か本院
もこんなレベルの高い情報を発信できればと夢見ていましたが、内容は後からつ
いてくるものだと期待して、まずは開始。

 マガジンの目的ですが、最初のうちは、国立大阪病院をもっとよく知っていた
だくことに重点を置きたいと考えています。情報化時代ですが、医療や病院の透
明度はまだまだ不十分だと感じます。「どんな理念で医療を行い、どのような特
色を持っているのか」「どんなスタッフがいて、何を得意としているのか」「ど
んな病気を専門的に診療して、どんなよい成績を上げているのか」といったこと
は地域の診療所や他の病院の方にも知っていただく必要がありますが、患者や国
民のみなさまも知りたいに違いありません。情報化時代は消費者の時代だと言い
換えてもよいと思います。自ら情報を得て判断し、よい商品、適切な病院を選択
できる時代です。

さっそくですが、最近のことからお知らせします。


◆ 緊急災害医療棟が完成 ◆
 建設中だった緊急災害医療棟が5月に完成しました。4F延べ5250?の建物で、阪
神大震災のような広域災害時に負傷者を500人収容して救急治療に当たる設備で
す。館内各所に治療用配管が設置され、隣接した地下には薬品、水、食糧などの
備蓄庫も備わっています。
 東海村原子力臨界事故の反省から、放射能除染設備も備えています。起こらな
いことを祈りますが、万一、大災害が発生したときにはこの施設が有効に機能し
なければなりません。
 そのためには職員の訓練が必要です。行動マニュアルを用意したり、仮想訓練
を繰り返し実施しなければなりません。本院の職員だけではとても足りない場合
もありますから、医師会や他の病院にもご協力いただいて、一緒にシミュレーショ
ンを行っておくことも必要だと考えています。その節はよろしくお願いします

◆ 救命救急センター ◆
 緊急災害医療棟の1Fは、普段は救命救急センターの初療室として機能します。
本院は、3次救急医療を担っていて、府下全域から急性心筋梗塞、脳卒中、外傷、
中毒などの重症の救急患者が消防隊によって運ばれてきます。心臓病専門医、脳
卒中専門医、救急医療専門医が24時間体制で待ち受けています。

◆ 憩いのサロンと災害ギャラリー ◆
 緊急災害医療棟の西玄関ロビーには、過去の大災害の写真や災害時の緊急グッ
ズを展示したギャラリーを設けています。過去の教訓を忘れないようにしたいも
のです。ギャラリーには喫茶コーナーも。一度、お立ち寄りください。




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        医 長 会 の 話 題
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(H13/6/27am.8:00)
「超音波支援、誘導による脳神経外科手術」脳神経外科医長 大槻秀夫
 TCD、duplex ultrasonography、power Doppler imaging、dynamic flow、3次
元再構成画像、超音波造影剤、ハーモニック・イメージング、digital
encoded technologyなど超音波診断法の進歩にはめざましいものがある。これら
最新技術を利用した超音波脳神経外科手術支援システムを紹介する。
http://www.onh.go.jp/icho/



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      看 護 の こ こ ろ (看護部から)
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外来婦長の繁浦洋子です。
 病院に来てみたけれど、大病院は専門科に分かれていて、どうしたら良いです
かとよく聞かれますが、国立大阪病院では、総合案内でお手伝いを致しています。
 ここでは、経験の豊富な婦長が患者様のご相談を受け、各科と連絡をしながら
受診科を選択します。
 その他、心配ごとの相談窓口としてもご利用できます。「がんと診断されたけ
ど、患者には内緒にしたいのですが」「手術を子供は勧めるのですが、兄弟はや
めるようにいうのでどうしたらよいかわかりません。」・・・・等の相談。
http://www.onh.go.jp/kango/kokoro.htm



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          研 修 医 日 記
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研修教育部長の岡聖次(泌尿器科部長)です。

 当院は研修教育指定病院であり、医師となって2年以内である研修医が現在
34名在籍し、指導医の下で日夜診療に従事しています。「研修医」は一人前の医
師になるための準備期間であり、専門医を目指す前に幅広い経験、知識、技術を
身につける必要があります。研修医は3〜6ヶ月の間隔で次々と診療科を移動しま
すので病棟主治医の変更などで患者さんにはご迷惑をおかけすることもあります
が、かれらが一人前の医師として成長していくための大切な研修であることをご
理解していただき、暖かく見守っていただきたいと思います。

「研修医日記」は、周りからは未だ一人前の医者とは思われない扱いを受けなが
らも、ほとんど毎日24時間仕事に拘束されているという悲しい立場にいる研修医
が、臨床医として患者さんに接したこれまでの体験から、信頼される医師に成長
するために今の時点で何を感じ、何を悩み、如何に過ごそうとしているかなどを、
国民の皆さんや医学生、さらには他の病院に勤務されている研修医の皆さんにメッ
セージを発するコーナーです。生の研修医の声として、耳を傾けていただければ
幸いです。

http://www.onh.go.jp/kensyu/nikki.html



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それでは、暑くなりましたが、皆さんお元気で。

来月号もよろしく!

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