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メールマガジン「法円坂」No.54(2005/12/16)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)





 本格的な冬の寒さを感じる今日この頃ですが、体調はいかがでしょうか。インフル エンザの流行も気になるところです。
それでは、今月のメルマガをお届けします。
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   メールマガジン「法円坂」No.54(2005/12/16)
             (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長 廣島和夫 で す
 ・視能訓練士ってご存知ですか?
 ・ボランティアグループ
 ・患 者 情 報 室 か ら      
 ・看 護 の こ こ ろ (看護部から)
 ・研 修 医 日 記

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         院 長 廣島 和夫 で す
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早いもので、今年も残すところ2週間で終わろうとしています。
今年も多くの方々のご支援とご鞭撻により、何とかやって参りました。厚く御礼申し 上げます。

この1年間を振り返り、大阪医療センターに纏わる記事を掲げてみました。多少とも自 画自賛の内容になってしまいましたが、独法化2年目の努力の証しであろう、とお受け 取り下されば、幸いです。

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○ 2005年 大阪医療センター この1年
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☆病院機能・病院組織 など
 ○3月 平均在院日数 17日以下達成 ! 急性期 特定療養費 算定 取得
 ○4月 「病棟・外来 看護体制一体化」始まる
 ○7月〜10月 DPCデータ提供病院として協力(H18年4月 DPC実施を目指して)
○7月〜10月 医療技術部・職員研修部・医療情報部が発足 〜 ますます縦断的組織 と横断的組織との融合化が進む
 ○8月  免疫感染症科 月1回 土曜日の予約診療を開始
 ○11月 臨床心理室 2室 整備される

☆病院経営
 ○8月 事業計画達成を目指して緊急非常事態宣言を発信
 ○秋以降、月次事業計画を達成(H18年度に向けての基盤固めがより一層進展)〜 満床の日が増加
 
☆研究活動
 ○国立病院機構が有している施設の臨床研究センター・臨床研究部の総合機能評価 が、新評価方式によりおこなわれた。当センター臨床研究部は「臨床研究部」門で第 1位となる

 ○放射線科・酒井美緒 第64回日本医学放射線学会電子ポスター会長賞
  整形外科・中瀬尚長 日本骨代謝学会賞
  臨床研究部・金村米博 財団法人長寿科学振興財団平成17年度若手研究者表彰事 業奨励賞
  
☆災害救援活動
 ○7月 H16年10月に発生した「新潟中越地震」の救援活動(医療班派遣)に対して 機構本部 矢崎理事長から当センターを含む近畿ブロックの5施設が表彰される。  ○7月 H17年4月に発生した「JR宝塚線 脱線転覆事故」における救助活動・救急医 療活動に対して、当センターを含む75団体等が、北側一雄 国土交通大臣から感謝状を 拝受。

☆メディア
 ○1月 災害訓練の模様がNHKニュースで報道
 ○4月 TV番組 NHKスペシヤル「再生医療と倫理」で神経幹細胞培養センターが紹介 され、また5月には、朝日新聞 朝刊において、“中絶胎児の幹細胞利用・研究と倫 理・続く平行線:現場先行「臨床応用近い」”の記事で当院の幹細胞培養センターの 実情とICの手順が紹介される。   ○5月 朝日新聞において、「エイズ治療 大病院頼み」との見出しで当センター HIV/AIDS先端医療開発センターの実績が紹介される。また、7月神戸市で開催された第 7回アジア・太平洋地域 エイズ国際会議の報道において、HIV/AIDS先端医療開発セン ターの活動が頻回に主要各紙に紹介される。  ○9月 NHK 教育TV「平成若者仕事図鑑」で 当センター地域医療連携推進部のMSWの 仕事ぶりが紹介される
 ○ 種々の雑誌などの病院ランキングで大阪医療センターが上位に評価
  2月 週刊朝日 臨時増刊「いい病院 全国ランキング」
   大阪医療センター 子宮がん 第5位・ 人工関節 第5位
            肝臓がん 第38位・大腸がん 第38位                      
  7月 雑誌「宝島」 特別号〜治療力 全国ランキング
      大阪医療センター 乳ガン 9位・食道がん 42位           
  12月 週刊朝日 いい病院 整形外科編
   大阪医療センター 全国9位

 この2年間の成果を踏まえて、独法化3年目の春からは、新しい一歩を踏み出します。
 「継続は力なり」です。
 この2年間の努力をさらに維持して、みなさまから愛される病院を目指したく思って おります。

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        視能訓練士ってご存知ですか?
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             視能訓練学院 教員 久保 喜美

 はじめまして。大阪医療センター附属視能訓練学院教員の久保と申します。よろし くお願いいたします。

 さて、皆様は視能訓練士(Orthoptist)という職業をご存知でしょうか。欧米 より発祥しわが国では1971年「視能訓練士法」が制定され国家資格となりました。す でに35年余りの歴史があるのですが有資格者は現在6300名を超えた程度であり、ほと んどが眼科領域で就業していることもあり知名度が高くはありません。今回は視能訓 練士のことを少し知っていただこうと思います。

 視能訓練士は皆様が一度は経験されたことがある視力検査をはじめとして、屈折検 査(近視や乱視があるかどうか)、眼圧検査(眼の硬さは正常か)、視野検査(見え る範囲に異常はないか)、眼底写真撮影(網膜に異常はないか)など様々な検査を行 っています。これらの結果をもとに医師が正確な診断を下し治療が始まります。現状 は様々な視機能の検査を指示のもとに行うことが主体になっていますが、名称通りの 本来的な業務である訓練については斜視や弱視の患者様に対して大いに専門性を発揮 しています。  このような業務を行っている視能訓練士を養成する施設は現在22施設あり数種の養 成課程がありますが、本学院は1年制の専修学校です。入学時に法的に規定された条件 を満たしていることが必要ですが、1年間という短期間で国家試験受験資格が得られま す。改めまして当学院の特色は、
 ○歴史と伝統のある養成校 
 ○病院附属の実績 
 ○現場のプロが直接指導 
 ○豊富な臨地実習先 
 ○1年間の短期間で卒業 
 ○国家試験の合格率100% 
 ○緑多く交通至便の立地条件 
が挙げられます。ダイジェストで述べましたので詳しくは学校案内(送付可能)や下 記のホームページをご覧下さい。

 医療職に興味がある、何か資格は取りたいが自分には何が適しているだろう、など 考えておられる方はこれからの方向性の一つとして視能訓練士はいかがでしょうか。

視能訓練学院ホームページ→http://www.onh.go.jp/ort-osaka/

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          ボランティアグループ
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 「第59回国立病院総合医学会」に参加して
                           ボランティアコーディネーター
                       中村 昭代

 「シンポジウム5 病院を変えよう!ボランティアをうけいれて」にパネラーとして 参加した。当センターの8年間の活動と今後の課題について報告した。活動から10年経 過した呉センターのコーディネーターの報告に感銘をうけた。  『病院にボランティアの方々がいる。それは患者や家族にとって安心と癒しを与え てくれる。職員にとっても、忙しくて手の届かない部分を担ってくれるボランティア は、貴重な仲間となる。患者を思い、共に良い療養環境を作り出そうとするならば、 そこに上下関係が存在するはずもなく、お互いを尊重しつつ良い関係作りに努めれば よい。また、ボランティアの受入れがけっして病院機能評価に合格する為のものであ ってはならない。本末転倒では、ボランティアの心は動かず、患者さんに伝わるもの も生まれてこないからである。患者さんの笑顔はボランティアの笑顔の向こうにこそ あるのだと私は思う。』  当センターの「オアシス運動」ももう半年が過ぎ、院内のあちらこちらで、おはよ うございます、有難うございます、失礼します、すみませんの言葉が笑顔で交わされ るようになりつつあると思われます。管理課長さんが先日もボランティアに笑顔の大 切さを話されました。職員とボランティアがお互いの存在を認めながら、心から、オ アシス運動を意識して進めることができればバッチも不要になる日は遠くないでしょう。  さらに患者さんの笑顔を見るために、ボランティアとしてなにができるのか、あく なき追求をしていかねばならないと思う今日この頃です。

ボランティアホームページ→http://www.onh.go.jp/volunteer/

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         患 者 情 報 室 か ら
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              NPO法人ささえあい医療人権センターCOML
                患者情報室担当 山本ゆかり

 いつまでも暖かかった秋が終わり、12月に入ると一気に寒さが厳しくなってきまし た。患者情報室でも、ハロゲンヒーターのすぐそばに座って調べものをなさる方が増 えてきました。

 患者情報室の入り口近くには、重なり合うようにパンフレットを並べているコー ナーがあります。ここにあるパンフレットは、自由に持ち帰っていただいています。日 本製薬工業協会(新薬を開発している製薬会社が加入している任意団体)の呼びかけ で各製薬会社から提供されたものを中心に、がん研究振興財団などさまざまな団体の 協力で徐々に増え、いまでは350種類を超えるパンフレットが集まりました。  パンフレットには、「病気の説明や治療方法の解説」「病気になったときの支援情 報」「食事や運動など患者さん自身が日常生活の中でできる工夫」など、多種多様な 情報が解りやすくコンパクトにまとめられています。自分にあった医療情報を自由に 気軽に選んで持ち帰ることができると、皆さんに喜んでいただいています。  最近は、ドクターをはじめとした病院の職員の方やボランティアスタッフから、 「こんなパンフレットがありますが、患者情報室に置いてはどうですか」と声をかけ られることも多くなってきました。これからも、患者さんに役立つパンフレットを集 めていきたいと思います。

患者情報室ホームページ→http://www.onh.go.jp/jyohousitu.html

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       看 護 の こ こ ろ (看護部から)
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                病床管理室(外来副看護師長) 細川 洋美

 12月に入り、寒さも厳しくなってまいりました。風邪などひかれていないでしょうか。
 私は、今まで病棟・外来で勤務していましたが、4月から病床管理室に配属されました。
病床管理室は、ひとことで言えば、入院される患者様のベッド調整をしている部署で す。そこで看護師が何をするの?と思われませんか。長年当院で働いている私自身 が、配属されるまで少なからず思っていました。(前任の師長さん方ごめんなさ い。)そこで、私の仕事を少し紹介させていただきます。  検査や手術が決まった入院予定の患者様に、電話連絡をしています。日時の説明 と、個室などの病室の希望の確認です。窓口に確認に来られる患者様もおられます。 その際、検査や手術について質問されたり、外来で言えなかったからと、病気や入院 に対する不安を話して下さる患者様もおられます。私は看護師として、お話を聴いた り、補足説明をしたり、必要に応じて、医師や病棟・外来看護師に連絡をとっています。  そして、緊急入院の患者様の入院病棟を決めています。満床に近い時は、男性の入 院なのに女性のベッドしかない、緊急手術予定なのに外科病棟が空いていない、動け ない重症の患者様なのにナースステーションから一番遠いベッドしかない、翌日入院 予定があるなど、空いているところにそのまま入院できる時ばかりではありません。 今入院中の患者様・緊急入院が必要な患者様・これから入院予定の患者様の容態、希 望を総合的に考え、優先度を判断します。そして、医師、病棟師長と相談しながら決 めていきます。時には入院中の患者様に病室、病棟の移動をお願いすることもありま す。急性期医療を担う病院として使命を果たせるよう、一人でも多くの患者様に必要 な時に入院していただけること、そして、患者様の希望に合った療養環境を提供でき るよう努力しています。しかし、検査や治療が優先されることがありますので、希望 をすべてかなえられないのが現状です。それでも納得をして入院していただけるよ う、十分な説明を心がけています。  病床管理室は、外来受診から病棟へ入院されるまでの、パイプ役です。入院につい ての質問、心配事、何でも伺い調整できますので、いつでも言っていただけたらと思 っています。
 
看護部ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/

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          研 修 医 日 記
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 こんにちは、2年目研修医の長谷川恵子です。今は精神科をローテート中です。
2年間の研修はあっという間に過ぎ、残すところあと3ヶ月となってしまいました。振 り返ると、得るものばかりの日々だったと思います。

 ご存知のとおり、私たちはスーパーローテート1期生として研修を始めました。
内科・外科・救急などの必須科に加え、選択科を半年ほど回ることが出来ます。研修 が始まったばかりの頃は、何もわからず(そして何もできず…)、病棟の片隅で、一緒 にローテートしていた子と採血や点滴の練習をしあったりしました。  今もまだ医者になって20ヶ月、日々学習の毎日ですが、研修を通じて感じたことは 各科によって考え方や捉え方がずいぶん異なるんだなということです。これは、スー パーローテートしたからこそ得られたことだと思いますし、自分が将来どの科に進む にしてもその科特有の考え方を知ることは大変なメリットだと思います。

 また、医療は本当に大勢の人の力のもとに成り立っているということも再確認でき ました。一人の患者さんを退院に導くまでに関わる人の多さは、想像していたよりは るかに多く、チーム医療というものを実感しました。  研修に限らず、新しい環境の中に飛び込むことはそれなりに勇気のいることで、特 に、始まったばかりのスーパーローテイトで手探り状態ならなおのこと、不安に思う のは否めないと思います。  しかし新しい制度は、自分にとっても変化できるチャンスだといいように考えて、 私も残りの研修を有意義に過ごしたいと思います。

http://www.onh.go.jp/kensyu/nikki.html

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        2005年 主な記事
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【院長 廣島和夫 です】
1月号(43号)  オーダーメイド医療について 混合医療の論議、その後     
2月号(44号)  広域災害医療と大阪医療センター                    
3月号(45号)  独立行政法人 の病院としての1年間             
4月号(46号)  個人情報保護法について
5月号(47号)   子ども人口の減少が止まらない
6月号(48号)   研修医は労働者 ?   「研修性」と「労働性」
7月号(49号)  エイズ国際会議 の報道から                 
8月号(50号)  ちょっと気になること:「列車の発着時間と国民性」
9月号(51号)  医療機関の情報公開について                
10月号(52号)  救急車で搬送されてくる患者さん
11月号(53号)  ヨーロッパの見識
12月号(54号)  2005年 大阪医療センター この1年

【看護部紹介】                                  
1月号(43号)  東10階病棟      
2月号(44号)  東9階病棟                    
3月号(45号)  東8階病棟 

【Co-medical 部門紹介】
5月号(47号)   薬剤部
6月号(48号)   臨床検査科
7月号(49号)  放射線科                 
8月号(50号)  リハビリテーション科    
9月号(51号)  栄養管理部                
10月号(52号)  臨床工学技師
            
【学校紹介】 
11月号(53号)  看護学校
12月号(54号)  視能訓練学院           

 【トピックス】
1月号(43号)  オーダーメイド医療実現化プロジェクト開始          
2月号(44号)  災害訓練を終えて                    
3月号(45号)  サロンレクチャー(阪急友の会 健康セミナー)について    
8月号(50号)  緩和ケアチーム「がんサポートチーム」〜活動1年報告・第7回アジ ア・太平洋地域国際会議(ICAAP)に参加して 
10月号(52号)  『職員研修部』発足にあたって
11月号(53号)  情報管理室の設置

【研修医日記】
1月号(43号)  西川 泰彦                
2月号(44号)  都合によりお休み                    
3月号(45号)  太田 高志                
4月号(46号)  都合によりお休み
5月号(47号)   中本 ちさこ
6月号(48号)   紺谷 佳代
7月号(49号)  林田 素子                 
8月号(50号)  難波 奈々    
9月号(51号)  高原 充佳                
10月号(52号)  都合によりお休み
11月号(53号)  梶原 淳
12月号(54号)  長谷川 恵子 

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www-adm@onh.go.jp

 クリスマス、お正月と楽しい時期ですが、食べ過ぎ・飲み過ぎや風邪引きにお気を つけください。
 では、来月までごきげんよう。

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総編集長:病院長 廣島和夫
編 集 長:副院長 楠岡英雄、内藤正子、看護部長 山田泰子 
編   集:横田尚子
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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