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メールマガジン「法円坂」No.93(2009/2/16)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)



 病院は、からだの弱い人が集まるところなので、インフルエンザや感
染性疾患の対策には、専門委員会を設けて対応しています。それでも今
年もインフルエンザは、巷でも病院職員の中でも流行しました。年
々、感染力が強くなっているのか、人が弱くなっているのか、われわれ
には頭の痛いところです。基本的なことですが、日頃からうがいや手洗
いをまめに行い、基礎体力をたかめて、備えましょう。
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   メールマガジン「法円坂」No.93(2009/2/16)
         (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長   楠岡 英雄   
  ・消化器科診療の真髄 3 
 ・ボランティアグループ「綿の花 えほんの会」と
  「絵本サークル ぶくぶく」
 ・看 護 の こ こ ろ
 ・研 修 医 日 記
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         院 長 楠岡 英雄 で す 
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 皆様は、入院したとき、どのような病室に入りたいとお考えでしょう
か。先日、いわゆる「差額ベッド」についての議論があったので、考え
てみました。

 通常、入院診療に係った費用は健康保険が適用され、患者さんはその
一部の自己負担分を支払うだけです。もし、健康保険の適用を受けなが
ら、同時に、保険適用でない他の医療やサービスを受け、その分を別途
支払うと、いわゆる「混合診療」となり、保険適用可能な部分も含めて
全額自己負担しなければなりません。しかし、保険適用でない医療・サ
ービスであっても厚生労働大臣が認めたものは例外的扱いとなり、その
部分は全額自己負担ですが、保険診療との併用が可能になります。これ
が保険外併用療養費とよばれる制度(以前は、特定療養費という名称で
した。)であり、このなかに「特別の療養環境の提供」というものが含
まれています。これが、いわゆる「差額ベッド」といわれるものです。

 「特別の療養環境」の基準としていくつかの条件が示されています。
1)1つの病室の病床数は4床以下。
2)病室の面積は1人あたり6.4平方メートル以上。
3)病床毎のプライバシーの確保。
4)個人用の私物の収納設備、個人用の照明、小机等及び椅子を有する。
したがって、4床室でも条件を満たせば差額ベッドとなるわけですが、
2006年11月の読売新聞の調査によると、全国にある23万床の差額ベッド
のうち、62%が一人部屋、26%が二人部屋であり、差額ベッドというと、
やはり、個室が中心ということになるようです。

 では、差額ベッド代はいくらでしょうか。平成14年、16年の厚生労働
省保険局の統計では、千円以下11%、千円超二千円以下17%、二千円超
三千円以下16%、三千円超四千円以下11%、四千円超五千円以下12%、
五千円超一万円以下22%、一万円超11%と、両年ともほぼ同様の分布で、
平均は5000円程度でした。但し、これは全体の平均で、一人部屋では平
成18年のデータで約6900円となっています。生命保険の広告で、入院す
ると1日いくらかかるかというシミュレーションに「差額ベッド代7000
円」とあるのは、これが根拠にあるようです。

 個室でも特別室となると、北欧直輸入の応接セットがある、会議室・
応接室・談話室がある、ベッドルームの他にキッチン付の別室がある等、
豪華なものがあるようですが、その分、差額ベッド代も10万円以上20万
円までと、極めて高額です。

 特別室は別として、普通の個室に必要なものはどのようなものでしょ
うか。机・椅子やロッカー・クロゼットは要件ですが、他に、テレビ、
電話、冷蔵庫、応接セット、金庫、エアコン、洗面台、トイレ、浴室等
が考えられます。最初に差額ベッドに関する議論と書きましたが、議論
になったものの一つに浴室があります。個室には浴室がついているとこ
ろも多いのですが、急性期型の病院で在院日数も短縮しているところで
は、浴室があっても実際に入浴することがほとんどないという実態があ
ります。何回も入院した経験のある方から、浴室はシャワー(と椅子)
があれば十分であり、ユニットバスのような浴槽は高齢者には危険であ
るとの意見もいただきました。また、これからは、インターネットに接
続できる環境も必要になると思われます。逆に、電話は不必要になると
思われます。携帯電話が十分普及しており、医療機器への電波の影響に
注意すれば個室内でも使用可能だからです。

 入院中の生活環境は日常の生活環境と異なることは当然ですが、入院
したとたんに一昔前の生活環境に押しこめられるというのでは患者さん
の気力にも影響します。その意味では、差額ベッドに伴う環境だけでな
く、健康保険で提供される環境も改善していかなければなりません。病
院が提供する医療の内容のみならず、療養環境についてもより良くして
いきたいと思います。


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        消化器科診療の真髄 3
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                       消化器科科長
                       三田 英治

 消化器科は (1) 肝炎・肝癌診療、(2) 内視鏡治療、(3) 消化器癌に
対する化学療法、を診療の3つの柱として運営しています。メルマガ3ヶ
月連続掲載の最終回は「消化器癌に対する化学療法」をお話しいたしま
す。

 化学療法とは抗がん剤を使った薬物療法のことで、がんに対する重要
な治療手段の一つです。この化学療法を、より安全かつ効果的に患者さ
んに提供することが求められています。当科では食道癌・胃癌・大腸癌
・膵癌・胆道癌などの消化器癌に対し、最新の科学的根拠に基づいた標
準的治療を行っています。

「標準的治療と臨床試験」
 標準的治療とは、がん患者さんにとって最も重要な生存期間の延長が
複数の臨床試験で証明された治療法です。世界中の医療機関で実施され
ている標準的治療を国内の医療機関で同様に実施することが国内医療者
の責任であると考えています。
 化学療法実施の際には看護部門・薬剤部門とも連携し、化学療法をチ
ーム医療として実践しています。また、外科や放射線科などの他の診療
科とも緊密に連携し、患者さんの病状に合わせて、化学療法以外にも手
術や放射線療法・緩和療法など、より質の高い医療を提供することを心
がけています。
 新薬や新しい治療の登場によって治療成績の向上が期待されます。し
かし、安全で均一化された新しい治療法は、がん治療の経験が豊富な医
療機関で検証される必要があります。そこで当科では、標準的治療以外
に、治療成績向上を目指した臨床試験などの研究的治療も行っています。
臨床研究の分野では、日本臨床腫瘍グループ(JCOG)・大阪消化管がん
化学療法研究会(OGSG)・西日本臨床試験研究機構(WJOG)で行われて
いる臨床試験に参加しています。

「胃癌に対する化学療法」
 多くの薬剤開発と併用療法研究の成果が胃癌・大腸癌化学療法の変遷
と進歩を支えてきました。当科では、切除不能または再発胃癌に対して
化学療法を行っています。

「大腸癌に対する化学療法」
 分子標的治療薬の登場により、消化器癌に対する化学療法の中で最も
目覚ましい発展を遂げ、治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌に対
する標準的化学療法は新しい局面を迎えました。FOLFOX療法やFOLFIRI
療法に、ベバシズマブ(Bevacizumab)やセツキシマブ(Cetuximab)な
どの分子標的治療薬を併用することにより、治療成績が向上しています。

「膵癌に対する化学療法」
 塩酸ゲムシタビンやティーエスワンの登場により、生存期間の延長が
認められるようになってきましたが、さらなる治療成績向上を目指し、
全国規模で行われている塩酸ゲムシタビンとティーエスワンの臨床試験
(GEST study)に参加しています。また、その他に塩酸ゲムシタビン無
効例に対する臨床試験も行っています。

「胆道癌に対する化学療法」
 現時点では切除術が唯一の根治療法ですが、自覚症状が出現しにくい
ことから進行癌の状態で発見されることが多く、また切除後の再発も高
率です。進行胆道癌に対する標準治療は確立していませんが、当院では
外科・放射線科・消化器科の合同カンファレンスで治療方針を検討して
います。化学療法を行う場合は、塩酸ゲムシタビンやティーエスワンな
どによる治療を行っています。

 かなり細かい話をしましたが、まとめますと、当科では消化器癌に対
し標準的治療を行っていますが、該当する患者さんには新しい臨床試験
を紹介し、希望される方には御参加いただいているという内容でした。
3ヶ月集中のメルマガ掲載は終了ですが、消化器科のホームページは原
則毎月更新し、新しい情報の発信に努めますので、これからも宜しくお
願い申し上げます。

追伸:3月28日(土)午後2:00〜4:20、当院の緊急災害医療棟3階の講堂
で、第31回 おおさか健康セミナーが開催されます。今回は消化器科が
担当で、テーマは「C型肝炎とたたかう」です。


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 ボランティアグループ「綿の花 えほんの会」と
      「絵本サークル ぶくぶく」   
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                  ボランティアコーディネーター
                  藤本 和彰

 当病院では現在、数多くのボランティアグループの皆さまが活動され
ています。そのなかの小児科病棟を中心に、絵本の読み聞かせなどの活
動をしていただいています、二つのグループを紹介します。
*「綿の花 えほんの会」
・活動日時:毎週月曜日、午前10時30分〜12時
・活動内容:絵本読み聞かせ、人形劇、パネルシアター、エプロンシア
ター、ペープサート
絵本貸出月曜日10時30分から12時まで小児科で活動しています。
会員は、17人です。毎回ほぼ3人で分担して担当しています。プレイ
ルームでの絵本の会と、ベッドサイドで個別に読み聞かせをしています。
 プレイルームでの絵本の会は、絵本の読み聞かせを中心に、人形やペ
ープサートやパネルシアターなどを組み込んだ約30分のプログラムを
用意しています。
 ベッドサイドでの希望も多く、年齢もいろいろです。1人15分くら
いをめどに、絵本を読んでいます。赤ちゃんから中学生のお兄ちゃんま
で、それぞれ、絵本や、おはなしを、楽しんでもらっています。絵本や
児童書の貸出もしています。ふさわしい絵本に出会ってほしいので、い
ろいろな絵本を用意しています。クリスマス会には、いろいろな出し物
も練習してみていただきます。
「綿の花 えほんの会」のボランティアを希望される方は、どうぞお仲
間になってください。絵本の読み方・絵本の選び方などの研修も致しま
す。子ども達との絵本やお話を通して楽しい時間を持ちませんか。
代表  小西ま知子

*「絵本サークル ぶくぶく」
・活動日時:第1・3・5木曜日、午前10時30分〜12時
・活動内容:絵本読み聞かせ、パネルシアター、エプロンシアター、紙
芝居、ペープサート、手遊び、絵本貸出
小児病棟の病室での限られた空間で、入院生活を送っている子ども達に、
絵本の読み聞かせや、パネルシアター・エプロンシアター・紙芝居・ペ
ープサート・手遊び等をして、楽しいひと時を過ごしてもらい、子ども
達の「元気」に繋がればとの思いを込めて活動しています。
 また、病院での読み聞かせが、きっかけで、少しでも絵本を好きにな
ってくれればと願って、プログラムを考えています。
他にも「図書館」「幼稚園」「保育園」「書店内」「福祉施設」等で読
み聞かせボランティア活動をしています。
子どもたちとの絵本やお話を通して楽しい時間を持ちませんか。「絵本
サークル ぶくぶく」のボランティアを希望される方は、ぜひお申し込
みをお願いいたします。お待ちしています。
代表  奥田良子

*ボランティアからの一言
・元気のない様子の子どもたちも、絵本や私たちに出会うといい顔にな
ってくれ、楽しんでくれるので、やりがいがあると感謝しています。
・訪問時間が子どもの入浴時間に重なったりすると読んで上げられない
ので残念に思う。
・本の好きなこどもが多く、次から次にせがまれて、一人ひとりの子に
時間がかかり、回りきれない子や、「あとで読むね」と言ったのに食事
時間がきて読めなかったり・・・反省
・ブラインドを下ろしたり、電気を消したり等、親ごさんがとっても環
境づくりに協力していただいたので、読みやすかった。そのためたくさ
んの本を読むことができました。
・「ことわざ絵本」をベッドサイドで読んだら、親ごさんが“とっても
勉強になりました”といっておられました。
・ひとりのこどもを対象にベッドサイドで絵本を読んでいたら、同室の
子どもたちが近寄ってきて、聞いていた。とても嬉しかった。
・プレイルームで電車遊びをしていた子どもたち、最初は見向きもしな
かったけど、ときどき手を休めて聞いていた。
・初めての読み聞かせで、子どもたちが真剣な眼差しで聞いてくれた。
感動しました。
・赤ちゃんが本を目で追って見てくれているのが感動でした。
・手に本を持ちたがるのですが、破ってしまうので渡せないでいました。
それがかえって本人へのストレスになったようです。最後には、泣かれ
てしまい・・・困ってしまった。
・Mちゃん、「おつむてんてん」を読んでいる途中、保護者のおばあち
ゃんが”はじめて笑った”と言って、たいへん喜んでおられました。
・男の子ふたりがベッドの上でゲームに夢中に、しかし手を止め、本に
だんだんと集中してくれて嬉しい限りでした。
・Tくんは、絵の細かいところもしっかり見てくれている。Tくんのリ
クエストで次回「こわいドン」を読む。

 この二つのグループは、大阪医療センターボランティアグループに団
体登録をしていただいています。どちらも大阪市立図書館で絵本読み聞
かせの研修を受けられた後に、グループを作られ、活動をされています。
小児科に入院されている患者さんのベッドサイドやプレイルームで絵本
を読んだり、人形劇、パネルシアター、エプロンシアター、ペープサー
ト、紙芝居、手遊びなどいろいろのプログラムを展開され、入院中の患
者さんと楽しいひと時を過ごしていただいてます。
 病院から、貸し出し用のブックトラックと多くの絵本を準備していた
だき、病棟で絵本の貸し出しもさせていただいています。昨年秋には高
学年の方にも楽しんでいただけるようにと新たに高学年用図書を揃えて
いただきました。
 小児病棟の病室での限られた空間で、入院生活を送っている子ども達
に、絵本を通して楽しいひと時を過ごしていただき、子ども達の「元気
」に繋がればとの思いを込めて、1日でも早く退院していただくお手伝
いができればと願っておられます。

 当院では、個人、団体とご希望に応じてボランティア活動の支援をし
ています。病院で活動を希望されます方はいつでもボランティアの申し
込みをしてください。

*大阪医療センターでは病院ボランティアを募集しています。
病院で自ら進んで労力、時間、技術などを提供して、患者さんに優しさ
と潤いを提供すると共に活動を通じてボランティア自身の成長にも役立
つことができる活動です。資格は特に要りません。自分自身が健康であ
り、優しさと何事にも積極的に取り組む気持ちがあれば活動できます。
また、活動回数は、個々のライフスタイルに応じて決めていただいてい
ます。服装は活動しやすい服装でいいですが、ピンクのエプロン・胸章
など用意しています。
 現在120余名のボランティアの方々が活動されています。一緒に活
動してみませんか。
ボランティアを希望されます方、お待ちしています。管理課ボランティ
ア担当までご連絡ください。
                          
ボランティアホームページ→http://www.onh.go.jp/volunteer/
患者情報室ホームページ→ 
http://www.onh.go.jp/jouho/jyohousitu.html


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       看 護 の こ こ ろ (看護部から)
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                     東8階病棟 吉川 啓子

 1月に入り、暖かくなったり、ものすごく寒くなったり、気温差の激
しい日々ですね。手洗い、うがいに励んでいますが体調管理がなかなか
難しい今日この頃です。
 私は看護師になりもうすぐ10年が経とうとしています。これまでの看
護師生活、私は患者様に教わり学ばせていただくことばかりでした。し
かし、一度だけ患者の立場、といっても出産の時ですが、そこから学ば
せて頂いたことがありました。今回はそのときのお話をしたいと思いま
す。
 私は2年前長女を妊娠しましたが、予定日を過ぎてもなかなか生まれ
てこず、一部破水しているかもしれないという理由で結果的に出産1週
間前から入院することになりました。
出産前ですから部屋は陣痛室でテレビもなく、同室になる妊婦さんは陣
痛に苦しみ、雄たけびをあげ、しばらくすると分娩室に運ばれて行き、
一言もお話することもないという、とても寂しい日々を過ごしていまし
た。全く生れてくる気配もなく「なんでわたしだけ陣痛がこないの。」
と悲しくもなりました。そんな中、助産師さんが訪室してくれて少しお
話するだけでとっても気分転換になりました。とうとう陣痛促進剤を使
用し、私にも陣痛が訪れました。腰からお尻にかけてなんとも言えない
痛みが絶え間なくやってきました。最初はなんとか自分で耐えようと、
テニスボールで腰を押さえつけたり、横にいる家族に押してもらったり
しました。けれど、それはそれは想像を絶する痛みが押し寄せ、恥を忍
んで叫んでいました。気がつけば絶対押さないでおこうと誓っていたナ
ースコール押していました。その時、すぐに来てくれた助産師さんが私
の痛みを察して、腰をひと押ししてくれました。私はそのひと押しで体
全体の力が抜け、スーッと楽になりました。その後、忙しい助産師さん
はすぐにいなくなりまた次なる陣痛に苦しんだわけですが、そのひと押
しが本当に嬉しく感激したのです。
 患者さんにとって看護師ってどれほど大きい存在なのでしょう。入院
中、ほんの短時間でも看護師や助産師が関わってくれるだけで私は心身
ともに救われました。少しでもそばにいてくれる、すぐに対応してくれ
る、優しくしてくれる、家族じゃなく看護師がしてくれる・・・。私は
患者さんにこれほどの安心感を与えられているか、「患者さんの身にな
って」えられていたのか、改めて自分を見つめ直しました。看護師に
とって的確な判断と技術はとても大切ですが、そればかりじゃないこと
を自分自身の体験から学びとることができたように思います。
ある師長さんが言っていました、「看護師は女優よ。」体調が悪い時、
心配事があるとき、時には女優のように明るく振る舞わなければならな
いときもあると思います。でも看護師が患者さんに与える影響は本当に
大きいです。悪い影響を及ぼすこともあります。それはスタッフとのや
り取りでも同じことです。これらのことを日々心に停めつつ、後輩にも
伝えていけたらいいなと思います。そして、この場をお借りして、産科
病棟の助産師さん、看護師さん、師長さん、本当にありがとうございま
した。


看護部ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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                         布施野 敦子

 はじめまして、大阪医療センター研修医2年目の布施野敦子と申しま
す。この病院の研修システムについては前に書いている同期がたくさん
説明してくれていますので、感想だけを書かせていただきます。
 2年前の病院見学の時期、大阪医療センターは若い先生が多く、熱心
で楽しそうに働く様子を見て魅力的だと思いました。実際に働いてみて
からもその時感じたとおりでした。レジデントも多く、スタッフも若い
先生が多いことは自分とあまり年の変わらない先生達からの生きたアド
バイスをたくさんもらうことができて、何より日々の実践に役立ちまし
た。また魅力的な女性の先生が多く、それぞれの仕事に対する姿勢を見
せていただけることは仕事と家庭の両立を考えなければならない女性医
師にとって今後の働き方を考える上で参考にさせていただけると思いま
す。病院見学の時、同期の数が多いこともの理由の一つでしたが、みん
な尊敬できる人たちばかりで、楽しく仕事をすることを教えてくれたこ
とはこの研修期間で得た最も大事な経験でした。たくさんの同期がいる
ことで気の合う大事な友人を得ることができて、初めて社会人になり慣
れない環境の中で苦労することも多い時期に大きな喜びでした。
 大阪医療センターは市中病院と大学病院の中間的な性格の病院と言わ
れ、大学病院のアカデミックな熟考を教えていただける科や、市中病院
のたくさんの症例をこなす科がそれぞれ存在し、どちらのいい点も経験
することができると思います。
 他の病院については勤務経験がないため比較することはできませんが、
研修内容の他に、大阪医療センターでは予想以上に素晴らしい出会いと
いう特典があると思います。拙い文章で伝えることができないことも多
いですが、研修病院の候補の一つに考えて下さっている方は、ぜひ見学
に来て、研修医達から話を聞いてみてください。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


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総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 恵谷秀紀、山崎麻美、徳永尚美 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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 暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。また日
ごとの温度差や、異常な乾燥に対する対策も必要です。世の中の経済状
況も冬の時代ですが、体力を整えて、もうひと頑張りして、暖かい春を
待ちたいものです。

このメールマガジンは、バックナンバーも見ていただけます。
(以下のURLからお入り下さい)
http://m-maga.onh.go.jp

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp 

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