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メールマガジン「法円坂」No.109(2010/6/15)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)



 アフリカでのワールドカップがはじまりました。現地の治安を心配し、チケ
ットが売れ残っているとか。仕事を持つ身では簡単に行くことも出来ません。
しばらく眠れない夜が続きそうですが、体調管理に努め楽しみたいものです。
「がんばれ!日本!」
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   メールマガジン「法円坂」No.109(2010/6/15)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長 楠岡 英雄 で す     
 ・なかよし保育園
 ・第2回「アドベンチャー Hospital in 大阪医療センター」について
  ・ボランティアグループ「絵本サークル ぶくぶく」
 ・看 護 の こ こ ろ
  ・研 修 医 日 記
 
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         院 長 楠岡 英雄 で す 
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 「弾丸トラベラー」という言葉をご存じでしょうか。

 これは日本テレビ系(大阪では読売テレビ)のバラエティー番組「世界!弾
丸トラベラー」からきた言葉で、タレントさんが1泊3日、1泊4日などの強
行スケジュールで欧米の有名な土地を訪れるというものです。日本を出発して
その日の内に目的地に着き、名所をめぐり、翌日はもう帰国の途につくという
ものです。

 なぜ、このような話をするかというと、当院でも、最近、この「弾丸トラベ
ラー」が増えてきました。年に数件あります。

 旅行の目的は、もちろん、観光ではなく、学術です。日本を出発し、その日
の内に到着し、すぐに会議に出て、翌日の会議終了後はそのまま帰国の途につ
くというという、強行スケジュールです。

 なぜ、このような弾丸トラベラーが出現してきたかというと、臨床試験の総
括を行う会議や、疾病の診断・治療のガイドライン等を決める会議に招聘され
る医師が当院からも出てきたからです。

 これまで、国際的な決定事項については欧米中心に行われ、日本からの関与
は限られていました。しかし、医療分野においてもグローバル化が進行し、か
つ、日本もやっとこのグローバル化について行けるようになったので、このよ
うな会議に招聘される機会が増えてきたものと思われます。

 たとえば、薬剤の有効性・安全性を確認する臨床試験である治験についても
グローバル化が進んでおり、日本も含めて世界同時開発の流れになっています。
これまで、日本では欧米での結果を見て治験を始めるなど、世界の先端からや
や遅れていました。このことが、いわゆる「ドラッグ・ラグ」の1つの原因と
もなっていました。

 しかし、最近では日本も治験の始まりから関与するようになり、その結果、
日本の研究者が国際的な会議に出席することが必要になってきたわけです。

 多くの会議は1,2日で終了しますし、出席者のほとんどは欧米の研究者で
すので、彼らからすると国内での出張という感覚です。しかし、日本から参加
となると10時間以上のフライトと現地での時差との戦いが伴います。さらに、
研究計画等が日本でもスムーズに進むように注文したりなど、駆け引きも必要
です。大袈裟ですが、世界に遅れずに新薬を日本でも誕生させるという、国益
も絡んでいることになります。したがって、声をかけられれば積極的に出て行
く必要があります。

 少し前までは、せっかく海外に行くのだから、ついでに他所によって研究室
を見学したり、著明な研究者と意見交換を行ったりと、1週間程度かけての旅
行が普通でした。しかし、国内でも忙しい方々ばかりであり、また、これまで
に頻繁に海外に行っているので、所用が済めばすぐ帰るというパターンになっ
てきたわけです。

 国際的なビジネスの世界では「弾丸トラベラー」は珍しい存在ではないので
しょうが、医療の世界では、まだまだ、珍しい存在です。

 弾丸トラベルは、肉体的、精神的に負担が大きく、決して望ましいことでは
ないですが、グローバル化に対応した弾丸トラベラーがいるということは病院
にとっても誇らしいことです。

これからも弾丸トラベラーがどんどん育っていって欲しいと思います。


世界!弾丸トラベラーのホームページ
http://www.ntv.co.jp/dangan/index.html


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     な か よ し 保 育 園
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 大阪医療センターの敷地の西南の角に位置するなかよし保育園(事業所内託
児施設で、厚生労働省第二共済組合が設置し、当センター職員の乳幼児を対象
としています)は設立されて39年、都会の真ん中にありながら、緑に恵まれた
保育園です。産休明けから就学前の約50名の園児がここで毎日元気に過ごし
ています。規則正しい生活リズムと基礎体力をつくり、あそびを通して小学校
入学までに必要なことを身につけていくことを目標に保育しています。
 5クラスに分かれての年齢別保育で各年齢での発達課題をめざし、年間を通
して、運動会や作品展発表会など大きな行事にもとりくんでいます。行事を経
験する中で、子どもたちの成長や自信がみられ、保護者の方々にもそれを確認
していただくことができるので、このような機会を大切にしています。
 また、朝夕は合同保育もあるので、小さいお友だちに対するやさしさや集団
でのルールもしっかり身につけることができます。
乳児からの集団生活には、ほとんどの方が不安を感じながら入園されるのです
が、同年齢・異年齢児との関わりや毎日2回の戸外あそび、夏は毎日水あそび
やプールあそびで「たくさんあそんで、たくさん食べて、たくさん眠る」とい
う、1番基本的で大事なことができる子どもに自然となっていきます。「他の
子より体力があるわ。」と保護者OBの方に言っていただくのが嬉しく、私たち
のやりがいでもあります。
 園庭では、食育の一環として野菜作りをしています。園児だけでなく患者さ
んも一緒に野菜の成長を楽しみにし、アドバイスしてくださったりします。そ
んな関わりも大切にしながら作った野菜は野菜嫌いの子どもでもうれしそうに
食べてくれます。
 また、育児の悩みなど、保育士が保護者の方にアドバイスさせていただくこ
ともありますが、厳しいお仕事に従事されている保護者同士のコミュニケーシ
ョンもまた、保護者の方々の大きな力になっていることを日々感じます。お忙
しい中、少しでも「育児が楽しい!」と感じていただけるような環境作りに園
全体で努めていきたいと思っています。


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 第2回「アドベンチャー Hospital in 大阪医療センター」について
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                           管理課
                           鶴田 貴久

 地域の中学生や高校生及びその保護者を対象として、医療関係職種の仕事を
実際に模擬体験することで、「医療」について興味や憧れを抱いてもらい、職
業選択の機会づくりをしてもらうことを目的として、昨年から引き続き、「ア
ドベンチャー Hospital in 大阪医療センター」を2010年5月15日(土)
に開催しました。

  当日は184名の参加があり、手術室での内視鏡などを用いた手術体験、モ
デル人形を用いて採血をする等の看護体験、薬剤科ではチョコレート、コーヒ
ーを用いた調剤体験、放射線科では撮影装置のコンピュータ操作や撮影画像の
表示、臨床検査科では血液型を調べる検査体験、大阪医療センターのもう一つ
の顔である災害拠点病院としての活動であるDMAT体験等工夫を凝らしたイ
ベントが行われ、医師、看護師だけでなく薬剤師、管理栄養士、放射線技師、
臨床検査技師、理学療法士、臨床心理士、事務など様々な職種の職を経験させ
ることができました。
  また、各イベント会場において進路相談コーナーを設置し、パネル展示など
により進路について詳しく紹介し、進路相談を行いました。
  参加者からは「普段経験することが出来ない体験が出来てとても楽しかった。
」「将来の参考になりました。」などの声がありました。
  当日の内容についてテレビ局(毎日放送、NHK)の取材も入り、このイベン
トの趣旨及び体験内容や参加者のコメントなど広く報道されました。

  当センター運営の三本柱である診療、教育研修、臨床研究のうちの教育研修
の活動の一環として開催できたこと、並びに当センターの広報活動が出来たこ
となど、職員も達成感を感じておりイベントの目的は概ね果たせました。
  反省点としては、昨年より参加者が減ったことです。理由は次の二つがあり
ました。今年は土曜日開催であったことと中間テストと重なったということで
す。実際、事前にも私学の先生より「土曜日は授業があるため、参加できない。
日曜日にしてください。」などの意見希望を頂きました。
来年は開催の曜日、時期を検討して開催する予定です。
  一方、医師、看護師が不足している中、次世代の育成は重要な課題です。啓
発活動の一環として「医療」において明るい未来を開くためにも、参加した中
学生や高校生に「医療」という仕事がいかに大切かを理解していただき、医療
職の道へ進んでくれる生徒が増えることを強く望みます。


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  ボランティアグループ「絵本サークル ぶくぶく」
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                   ボランティアコーディネーター
                   藤本 和彰

 当センターでは現在、数多くのボランティアグループの皆さまが活動されて
います。そのボランティアグループの名称と主な活動内容は次の通りです。
「法円坂」:初診受付の補助、再診受付の補助、診療科や入院病棟への案内、
車椅子の介助と点検整備、縫製、手話通訳、中国語・英語等言語通訳
「音楽」:年3回、コンサート(サマーコンサート、オータムコンサート、ク
リスマスコンサート)の開催。オータムコンサートは大阪府医師会フィルハー
モニーの皆さまに演奏していただきます。
「愛の病院学級」:小児科病棟での習字指導。
「生花」:玄関フラワースペースの飾り付け。
「患者情報室・リボンズハウス」:患者さんへの医療情報提供。
「園芸」:院内外の緑化活動、合い言葉は“花と緑いっぱいの病院を”
「絵本の会」:「綿の花 えほんの会」と「絵本サークル ぶくぶく」の2グル
ープがあり、絵本の読み聞かせ、ペープサート、パネルシアター、図書の貸し
出し。
「栄養管理室」:栄養事務補助。
と多種多様の活動を、多くのボランティアの皆さまのご協力により、継続され
ています。今回はそのなかの小児科病棟を中心に、絵本の読み聞かせなどの活
動をしていただいています「絵本サークル ぶくぶく」をメンバーの西浦 久代
さんが紹介します。

「絵本サークル ぶくぶく」

 私たち「絵本サークル ぶくぶく」のボランティア活動は、今年で4年目に
なります。小児科病棟の子どもたちが、絵本の読み聞かせを通して本に親しみ、
楽しい気持ちになってくれることで、少しでも子どもたちの「元気」に繋がれ
ばと願って活動しています。
 主な活動内容は、絵本の読み聞かせ、紙芝居、ペープサート、パネルシアタ
ー、エプロンシアター、手遊び、絵本の貸し出しなどです。毎月第1・3・5
木曜日の午前10時半から12時まで活動しています。
 プレイルームの活動では、大型絵本や紙芝居、ペープサート、パネルシアタ
ーなど、絵本以外にも子どもたちが興味を持ってくれそうなプログラムを工夫
しています。お話を聞くだけでなく、クイズや手遊び等子どもたちも一緒に参
加できるものも取り入れて、みんなで楽しんでいます。プレイルームに出て来
られない子どもたちには、病室に行ってベッドサイドで読み聞かせをしていま
す。絵本は、子どもたちの年齢にあったものや、子どもたちが季節を感じられ
るようなものも選んでいます。
まだ生まれて何ヶ月かの赤ちゃんが、絵本を目で追って微笑んでくれたり、手
足を動かせて喜んでくれたりした時、絵本を読み終わった後、子どもたちが笑
顔を見せて「ありがとう」と言ってくれた時・・・そんな時この活動をしてい
てよかったなと感じます。
 絵本やおはなしを通して、子どもたちと楽しい時間を過ごしませんか? 私
たちの活動に参加していただける方をお待ちしています。
西浦 久代

*「絵本サークル ぶくぶく」は平野青少年会館での読み聞かせ講座修了生に
より立ち上げられた、奥田 良子(おくだ ながこ)氏を代表とするグループで
す。
絵本の素晴らしさ、楽しさをたくさんの子どもたちに伝えるため、医療センタ
ーの他にも、図書館、幼稚園、小学校などで絵本の読み聞かせをしています。
子どもたちの元気に繋がればとの願いをこめて、ひととき楽しい時間を過ごし
て欲しいという思いで絵本を読んでいます。また、病院での読み聞かせが切っ
掛けで、少しでも絵本を好きになってくれればと願っています。

・メルマガご愛読の皆さま、大阪医療センターでは病院ボランティアを募集し
ています。
病院で自ら進んで労力、時間、技術などを提供して、患者さんにやさしさとう
るおいを提供すると共に活動を通じてボランティア自身の成長にも役立つこと
ができる活動です。資格は特に要りません。自分自身が健康であり、優しさと
何事にも積極的に取り組む気持ちがあれば活動できます。また、活動回数は、
個々のライフスタイルに応じて決めていただいています。服装は活動しやすい
服装でいいですが、ピンクのエプロン・胸章など用意しています。
現在120名のボランティアの方々が活動されています。一緒に活動してみませ
んか。ボランティアを希望されます方、お待ちしています。

管理課ボランティア担当までご連絡ください。
・ボランティアホームページ→http://www.onh.go.jp/volunteer/
・電話番号→06−6294−1331(代表) 
・患者情報室ホームページ →http://www.onh.go.jp/jouho/jyohousitu.html


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           看 護 の こ こ ろ
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                       東5階病棟
                       山田 千紗子

 今年も6月に入り梅雨の時期になろうとしていますが、いかがお過ごしでし
ょうか。
 私が看護師となり、気付けばもう9年目となりました。入職時は眼科と神経
内科の混合病棟で勤務していました。当時、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と言
い、運動神経が侵されるために全身の運動障害が起こり、徐々に全身の筋肉が
動かすことができなくなり、自己呼吸も困難なために喉の所に管を入れ、人工
呼吸器をつけた患者さんがいました。
 病状が進行するにつれ、身体で動かせる部位や動きは制限され寝たきりとな
り、脚の両膝で挟むようにしてノック式のナースコールを使用していました。
少しでもナースコールの位置がずれてしまうと押せなくなってしまうため、患
者のもとを離れる際には必ず、ナースコールが鳴らせることを確認してから退
室するようにしていました。
そんな患者さんがナースコールをして訴えてくることと言えば、「手の上のタ
オルをどけて欲しい」「背中を掻いて」「もう少し腕を広げて欲しい」などな
ど…、当時の私には気付けていなかったことばかりであり、時には3〜5分間隔
でナースコールがあることもありました。当時新人であった私は、まだ不慣れ
なこともあり、頭がいっぱいになりながらも毎日必死になって働いていました。
 そんな毎日を送る中で、寝たきりである患者さんからしてみれば、手の上に
少しタオルが乗っているだけでもとても重く感じたり、ちょっと腕の角度がい
つもと違うだけでしんどいということを、日々の患者さんとの関わり中で気付
くことができました。そこから、「手の上のタオルをどけて」と言われれば
「気付かなくてすみません」、「背中を掻いて」と言われれば、「手が届かな
いですもんね」と言いながら、今まで患者さんの立場になって援助できていな
かった自分を反省し、どんなに忙しくても嫌な顔をせずに対応をするように心
掛けました。このような関わりを繰り返すうちに、何をするにも時間がかかっ
てしまっていた私も、徐々に患者さんの好みが分かり、患者さんとの人間関係
も確立されてきたのか、患者さんからのナースコールも減っていきました。こ
のことをきっかけに、看護を行う上で患者さんの立場になって考えることがで
きるようになったと思います。中には「ナースコールは命綱」とおっしゃった
患者さんも居られます。
 今年は当病棟へ新人看護師が5名配属されました。新人が必死になって患者
さんに援助を行っているのを見ていると、その患者さんと奮闘した当時の自分
を思い出します。現在は日々業務に追われてしまっているのではないかと思い
ますが、初心を忘れず、新人と共に日々看護に励みたいと思います。


看護部ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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						研修医2年目
                        浦上 希吏
                             
 初めまして。2年目研修医、浦上 希吏(きり)と申します。
昨年の4月1日に初期研修医として大阪医療センターに採用されてから、速くも
1年2ヶ月が経とうとしています。現在は、総合救急部で研修中です。総合内科
→循環器内科→外科→麻酔科→小児科とローテートし、忙しかったこの一年間
を振り返ってみると、「あっという間だった!」や「よく頑張ってこられたな
ぁ・・・」という感慨と、「まだまだこれから。勉強すべき事が山積みだ!」
と
いう身が引き締まる思い、が交錯します。まさに、「光陰矢の如し」「少年老
いやすく学成り難し」という先人の言葉を、噛みしめております。
 さて、この研修医日記。初期研修病院を探している医学生が、読むことが多
いのではないでしょうか。拙劣な文章ではありますが参考までに、私がこの大
阪医療センターを選択した理由、そして実際働いてみて感じたことなどを、書
いてみようと思います。

*志望理由

 見学で伺った某病院で、とても熱心なDrにお会いし、次のようなことを言わ
れました。
「鉄は熱いうちに打つもの。研修医の間にこそ病気との向き合い方や考え方を、
じっくり勉強してもらいたい。学生は手技をたくさんしたい!と思いがちだが、
長いスパンで考えれば、手技は必要に迫られたくさんやる時期が必ずやってく
る。しかし、疾患に対するアプローチの仕方や姿勢は、できるだけ早い時期に
身に付けないといけない。そのためには、優秀なスタッフやレジデントが豊富
な病院を選ぶべきだ。」と。
最終的に10病院ほど見学に伺いましたが、上記の助言を考慮した上で、以下の
理由で大阪医療センターが最適な病院であると考えました。
・ スタッフやレジデントが豊富
・ common diseaseから専門性が高い疾患まで揃う、幅広い症例
・ やる気にあふれ、忙しいながらも明るくかつ楽しく働いている先輩研修医
たち
・ 忙殺されることなく、適度な勉強時間の確保が可能

*実際働いてみて

 他病院の研修状況をあまり良く知らないため、とてもバイアスがかかった考
えになってしまいますが、当病院の研修は「疾患への対峙の仕方」を「様々な
症例を通じ、諸先輩方の教えを請いながら学べ」、期待を裏切らないものであ
ると実感しております。
福利厚生面や研修制度・体制面で、改革すべき小さな点は幾つかあると考えま
すが、総合的には、大変充実した初期研修の2年間を過ごせると思います。
 
 初期研修も残り8ヶ月余りとなってしまいました。「何科を専門とするのか」
「後期研修先はどうするのか」「結婚は???(笑)」などなど、公私共に選択・
決断を迫られる時期です。悩むこともたくさんありますが、15人の仲間と諸先
輩方から刺激を受けながら、自分自身を叱咤し、これからも切磋琢磨していこ
うと思っています。


                            研修医2年目
                            岡橋 一憲

 はじめまして、研修医2年目の岡橋一憲と申します。消化器科→外科→総合
救急部→循環器科とローテートし、現在耳鼻咽喉科を研修中です。ちょうど2
年目の研修生活が始まったところですが、この1年間を通して自分なりに当院
の特徴を簡潔に述べたいと思います。

1.立地条件
最寄り駅が谷町四丁目で梅田にも難波にも近く、交通の便が良い。

2.研修医
各学年16名と適度な人数であり、みんな仲が良い。

3.スタッフ・レジデント
スタッフ・レジデントが豊富かつ優秀で、多くを学べる環境が整っている。

4.手技
大規模な病院である反面、市民病院や野戦病院と比較して手技を学べる機会は
少ない。

5.当直
一次・二次救急に関しては二年目が主当直、一年目が副当直として月に3〜4回
の割合で業務を行


う。不明点があれば各科の当直上級医にコンサルトする。基本的には当院にか
かりつけの患者さ


んであり、初診を扱う機会がほとんどない。

6.感染症
関西では感染症の基幹病院としてHBV・HCV・HIVの症例が多く、感染症に対す
る認識が強くなる。

 上記のように長所もあれば短所もあります。その上、当院での研修では自分
次第でどのようにでもなってしまう可能性があります。自分が勉強したいと思
えば可能性は無限に広がっていますし、楽しようと思えばいくらでもサボる事
も可能だと思います。しかし、当院の研修医はみんな熱心かつ真面目であり、
お互いに切磋琢磨しながら充実した毎日を過ごす事ができると確信しています。
 最後に、文面でいくら語ってもこの研修医日記をご覧になっている学生さん
に伝わっているのは微々たるものに違いありません。当院での研修を少しでも
考えている学生さんは一度自分の目で実際の医療現場を見学しに来て下さい。
私ながらこの稚拙な文章が当院での研修を考えている学生さんのお役に立てれ
ば幸いです。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


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総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 恵谷秀紀、山崎麻美、徳永尚美 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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 梅雨入りしたようですね。新緑が本当に美しく、緑にも色々なバリエーショ
ンがあることに感動します。体調には充分に留意して過ごしてください。


http://m-maga.onh.go.jp
メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp 

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