Back

メールマガジン「法円坂」No.129(2012/2/15)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)



 少子化の問題が深刻になる今日この頃ですが、皆さんが当院を訪れると少し
以前と違った状況を感じられるかもしれません。大きいおなかを抱えて仕事を
している職員をちらほら見かけることです。看護師さんも女性医師もこれまで、
子どもができたら退職することが多かったですが、最近では院内保育所や、
夜間保育所、病児保育所が充実してきて、子育てをしながら働ける環境が整っ
てきたので、やめずに働いてくれる人が増えてきました。
 このことは、ちょうどベテランになりかえた頃の人材を確保すること、子育
てで得た人間的な成長を医療に生かせること、少子化に歯止めをかけることな
どその意義は大きいので、是非皆さんあたたかく見守っていただきたいと思い
ます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   メールマガジン「法円坂」No.129(2012/2/15)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今月号の目次
 ・院 長 楠岡 英雄 です
 ・診療科紹介 外科 2 肝胆膵
 ・「日本病院ボランティア協会1000時間以上の活動表彰をいただいて」
   栄養管理室ボランティアの活動報告
 ・看 護 の こ こ ろ
  ・研 修 医 日 記

===================================
         院 長 楠岡 英雄 で す 
===================================
 今年4月からの診療報酬が2月10日に発表されました。昨年12月頃より中央
社会保険医療協議会(中医協)の総会で、どのような改訂を行うかの方針が出
され、1月中旬よりその詳細が徐々に明らかにされてきましたが、実際の点数
がどのようになるかは判りませんでした。点数をいくらにするかが議論の中心
になる項目もあり、やっと、まとまったという感じです。

 前回の改定も同様でしたが、病院勤務医の負担の軽減、救急医療や周産期医
療の推進、チーム医療の促進などが重点課題に取り上げられており、これは病
院にとって極めて重要な項目です。一方、診療所にとっては医療と介護の役割
分担や在宅医療の推進が重点課題になっています。もちろん、病院と診療所間
でのシームレスな連携も求められています。

 診療報酬には政策誘導的なものがあるのは周知の事実です。具体的な手法と
して、政策として進めたいものがあればまずは「加点」という形で促進を図り、
一定のレベルまで浸透すれば「加点」から「必須項目」に移すというものです。
これまでの例としては、入院における院内感染防止対策、医療安全管理体制
の整備が加算から必須条件へと変わりました。今回は、栄養管理実施加算、褥
創患者管理加算が、多くの医療機関で算定されているので必須要件となり、加
算が廃止されます。この手法はわが国の医療の質を向上させる事には寄与して
いますが、妥当なものかは検証する必要がありそうです。

 当院では、診療上必要があり、グローバルな水準からみて当然とされている
ような対応については、診療報酬による見返りがなくても先行的に行って来ま
した。今回、そのような取り組みに対し、診療報酬で手当てされたものもあり
ます。チーム医療における病棟薬剤師の役割や、周術期における口腔ケアがそ
の例です。病棟における薬剤の管理に薬剤師が関わることは当然のように思わ
れるかもしれませんが、これまでは十分評価されていませんでした。また、手
術前後に歯科的な管理を行うことが合併症の予防に寄与することは多くのデー
タが示していましたが、医療現場での取り組みは十分とはいえない状況でした。
今回、病棟薬剤師の活動や周術期の口腔機能の管理が評価されたことは、また
新たな政策誘導による効果が出てくるものと思います。

 ただ、これまでの誘導が常に効果的であったかというと、そうともいえない
事例もあります。その一例は病棟の看護師の配置数に関するもので、いわゆる
7対1体制(患者7人に1人の看護師が配置されている体制)です。7対1が
できるまでは10対1(患者10人に看護師1人)が上位基準でしたが、重症の患
者によりきめ細かい看護を提供するという目的で7対1が作られました。とこ
ろが、種々の理由から10対1から7対1に移行するところが予想以上に多く、
看護師不足を悪化させる結果になりました。また、本当は10対1でも十分な看
護ができるにもかかわらず、7対1を採用するところもあり、人的資源の無駄
遣いと言うべき状況も出現しました。

 今回の改定ではこの問題の是正策として、病棟の患者さんの看護必要度を算
出し、これが一定の割合以上でないと7対1を算定できない仕組みになりまし
た。患者さんの立場からすると、より多くの看護ケアを受けるのが望ましいで
しょうが、看護師の数も足りず、またその勤務形態も改善していく必要がある
ことから、現状ではこのような制約も必要と思われます。今後、人的資源の供
給が十分となり、また、業務の効率化が進めば、基準も変わっていくと思われ
ます。

 診療報酬体系に大きな変化がある場合は経過措置が取られますが、多くのも
のは4月1日に変更されます。会計を行うコンピュータシステムのプログラム
の改修が必要な場合もあります。2年ごとに診療報酬体系が改定され、現状の
反映や未来への誘導がなされることは良いことですが、体系が極めて複雑化し
ている中で、その準備期間が1ヶ月余りというのは過酷なものがあります。病
院にとっては収入に関わる問題ですので、会計システムのみならず、人的配置
や業務形態を改定に適応できるようにしていかねばなりません。なかには1ヶ
月で行うことが不可能なものもあります。診療報酬の改訂はもう少し準備に余
裕が持てるようなタイムスケジュールにしてもらう必要を感じます。


===================================
診療科紹介 外科  2 肝胆膵  
===================================
                    外科 浅岡 忠史 

 大阪医療センター 外科の浅岡 忠史です。昨年4月より当院に勤務し、主
に肝臓・胆嚢・膵臓領域の手術を専門に行っております。大学を卒業し気づけ
ば早くも今年で12年目を迎えることになりました。そろそろ、自分らしさを出
して仕事をしていかなければならないと自分に言い聞かせているところです。
さて、当院における肝胆膵領域の外科治療について少し御紹介させていただき
ます。2011年度の集計では昨年1年間に行った肝胆膵領域の手術件数は185例で
、このうち肝切除:60例、膵頭十二指腸切除:30例、膵体尾部切除:16例で、
その多くは肝臓がんや膵臓がんといった悪性腫瘍を対象としたものです。特に
、膵臓癌治療においては全国多施設で行われる多くの共同研究に参加しており、
常にacademicな情報をもとに日々の診療に取り組んでおります。また、日本
肝胆膵外科学会の高度技能医修練施設のAランクに認定されている大阪府下で
も数少ない施設のひとつでもあります。こういった背景からどうしても侵襲度
の高い手術ばかりを手がけているように思われがちですが、身近に見られる胆
石症や胆嚢ポリープなどの良性疾患などの紹介症例も年々増加傾向にあり、昨
年は72例に腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行しています。当施設におけるここ数年の
変化のひとつとして、従来式の腹腔鏡下胆嚢摘出術に加えて、より傷を小さく
、目立たなくした単孔式腹腔鏡下胆嚢摘出術(single incision laparoscopic
 Cholesystectomy: SILC)の導入にも積極的に取り組んでおり。今回はその
ことについて少し御紹介します。
 これは、2007年にアメリカで初めて報告されて以来、日本においても近年徐
々に普及している方法です。腹部に1cm程度の傷を合計4箇所つくる従来の方法
とは異なり、1箇所の傷で済ませる方法です。しかも、お臍の部分を切開して
手術操作を行うため、術後の傷はお臍に隠れて目立ちにくくなるというもので
す。当院でも2009年より導入し、昨年1年間では25例にこの術式を行っていま
す。手術時間は併発する胆嚢炎の程度により影響されますが、25例の集計では
平均で2時間30分程度と従来式よりやや時間は要するものの、術後の入院日数
は4日程度と従来式と変わりなく、手術の傷は目立ちにくいものになっていま
す。特に女性の方の場合は、やはり手術の傷は気になるものです。ただ、病気
を治すだけでなく、術後の美容性を考慮したcosmetic surgeryとしての要素も
求められるようになっているのが現状です。単孔式腹腔鏡下手術は胆嚢摘出術
だけでなく、虫垂炎やヘルニアをはじめ、様々な手術への応用が期待されてい
ます。従来の医療を継承するだけでなく、「そんな馬鹿な?」と言われるよう
な方法を真剣に考えられる外科医であり続けたいと思います。いつの日か、高
難易度とされる肝胆膵領域の手術も「へそ」からするのが当たり前の時代も来
るかもしれません。

下記のURLよりご覧下さい。(2月16日より)
従来式 術後1ヶ月http://www.onh.go.jp/mokuji/mmaga/imgp0186.html
単孔式 術後1ヶ月http://www.onh.go.jp/mokuji/mmaga/imgp0281.html

                     
===================================
 「日本病院ボランティア協会1000時間以上の活動表彰をいただいて」
  栄養管理室ボランティアの活動報告
===================================
                    ボランティアコーディネーター
                    藤本 和彰

 2011年(平成23年)10月27日、ホテルアウィーナ大阪にて「日本病院ボラン
ティア協会 2011年度総会・病院ボランティアの集い」が開催され、日本病院

ボランティア協会1000時間以上の活動者表彰が行われました。
2011年度の達成者は、232名(累計3544名)、協会理事長より感謝状と記念バ
ッジが贈られました。当医療センターの、有計 順子さん・曽我 ミツ子さん(
ボランティア法円坂)、手塚 節子さん(園芸)、金沢 正美さん(栄養管理室)
が表彰を受けられました。これで当医療センターの累計達成者は27名となり
ました。1000時間達成された皆さま、本当におめでとうございます。日頃の活
動に感謝いたします。
 大阪医療センターでは現在100余名のボランティアの方々に、様々な場所で
活動していただいています。その一つに「栄養管理室」があります。管理栄養
士の資格を有する人、或いはそれを目指している人たちに、ボランティアとし
て活動していただいています。今回はその栄養管理室で活動されている、金沢
正美さんにスポットライトを当ててみました。受賞に際しての喜びや栄養管理
室への思い、そして将来の思いなど次のように綴られています。

「日本病院ボランティア協会1000時間以上の活動表彰をいただいて」
 学生時代にお世話になった臨地実習で、関連病院のボランティア活動案内を
受けましたが、時間の余裕もなく参加できませんでした。病院ボランティアの
さまざまな活動のなかに、病院栄養士業務に触れる栄養士ボランティアのこと
を改めて知り、参加しました。沢山の病院ボランティア活動に参加された方々
と「日本病院ボランティア協会1000時間以上の活動表彰」をいただきましたこ
とは、人との出会いと「ありがとう」のことば、そして活動中は充実した時間
を過ごせました。ボランティア活動にご支援くださった職員の皆さんに、感謝
いたします。
 ボランティア活動は、病院生活において楽しみにしていただける「行事食」
献立に添える行事食カード作りや、厨房内配膳補助、研究データの整理や資料
作成補助などです。肝臓病教室、糖尿病教室、糖尿病デーなどのイベントでは、
疾患の特徴における食事療法を理解いただけるよう分かりやすい説明資料作
成の補助や、熱心に聞き質問される患者さんの案内をさせていただいておりま
す。そして栄養サポートチームとして医師、薬剤師、看護師、栄養士、検査技
師の合同による5日間集中NST実習技能研修に参加させていただき、臨床栄
養の難しさ、栄養サポートの具体的な方法、NST介入による栄養管理を交流
研修できました。
 ボランティア活動で、高齢者に多い誤嚥を防ぐ体位や、食事内容とともに摂
取状況による問題点の改善にまで思いやる心配りを、患者さんと接して知るこ
とがました。食事摂取が難しい患者さんの摂取量増加を図るため、経過にあわ
せた、経口、経管、静脈栄養などよりよい摂取方法や、食事を楽しんでいただ
ける補助食品の案内や調理方法などサポートができる栄養士を目指して一歩ず
つ臨床栄養の研修を重ねたく思います。そして栄養士経験を積み、将来にまた
ボランティア活動に参加できればと思っています。
栄養管理室ボランティア  金沢 正美

 大阪医療センターボランティアでは過去27名の方々が受賞されていますが、
栄養管理室では3人目の受賞者となりました。ボランティア活動をしつつ将来
の病院栄養士を志し勉強を続けられている金沢 正美さん、志に向かって一歩
一歩近づく努力に感謝し、成し遂げられんことを願っています。ありがとうご
ざいました。

 大阪医療センターでは病院ボランティアを募集しています。
病院で自ら進んで労力、時間、技術などを提供して、患者さんにやさしさとう
るおいを提供すると共に、活動を通じてボランティア自身の成長にもつながる
活動です。資格は特に要りません。自分自身が健康であり、やさしさと何事に
も積極的に取り組む気持ちがあれば活動できます。また、活動方法は、個々の
ライフスタイルに応じて決めていただいています。服装は活動しやすい服装で
構いませんが、エプロン・胸章など用意しています。
現在100余名のボランティアの方々が活動されています。一緒に活動してみま
せんか。
ボランティアを希望されます方、お待ちしています。
管理課ボランティア担当までご連絡ください。

・管理課ボランティア担当    TEL:06−6942−1331(代表)
・ボランティアホームページ →http://www.onh.go.jp/volunteer/
・患者情報室ホームページ →http://www.onh.go.jp/jouho/jyohousitu.html


===================================
      看 護 の こ こ ろ 
===================================
                        東11病棟 尾中 昭之

 近年にない厳しい寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 私が看護をするうえで大事にしていることは、患者様・家族と向き合い、出
来る限り希望を取り入れた患者様・家族中心の看護です。今までに経験してき
た中で診療科はいくつか異動していますが、土台となっているのは呼吸器科で
肺がんの患者様に関わったことです。肺がんの患者様は、最初はADLも自立し
ており、意思決定も自律されている患者様が多くみられますが、進行性の病気
なのでがんが進行すれば見る見るうちにADLが低下し、呼吸状態の悪化や全身
状態の悪化につながります。そのため終末期にある患者様や家族と関わること
が多くなり、がんを宣告され、自分の人生に時間的制限を強いられ、治療や今
後の人生に対する意思決定の支援や家族への支援が重要です。私は患者様の存
在意義を見いだし、患者様と家族が治療や病気に向き合っていけるように看護
することを心がけて常に模索し、看護をしていました。
 2年前より配属となったSCU(脳卒中ケアユニット)は脳卒中(脳梗塞・脳出
血・くも膜下出血)の急性期治療病棟です。今までの経験部署とは違い、突然
に病気を発症し、生命を危険にさらされる方も多くみられます。急性期におけ
る最善の治療・看護を迅速かつ安全に行い、異常の早期発見のために24時間モ
ニターや全身状態の管理が重要となります。急性期の患者様の状態は変動が激
しく、少しの変化を見逃してしまえば危険な状態にさらしてしまう可能性があ
ります。そのため、看護師一人ひとりの評価能力を必要とし、病態生理の理解
や今後の予測を正確にしておくが安全な看護の提供につながります。人工呼吸
器や動脈圧ラインなど生命の維持にとっては必要で危険度の高いチューブ類が
多く、細心の注意を払い患者様の細部まで観察し、管理することが重要です。
そのような中で家族も同様に患者様の突然の病気にショックを受けられており、
まず家族を知り、患者様の状況の理解と病気の受容ができるように関わるこ
とも必要です。家族の方が面会に来られた際には、自分を含めスタッフが出来
るだけ顔を見せ、声をかけることによって看護者側の思いを知ってもらい、患
者様のことや家族のことを知ろうとしていることを理解していただけるように
心がけています。患者様・家族の立場に立って考えることが必要と言われます
が、本当に難しく今も常に試行錯誤しながら誠心誠意患者様と家族に向き合っ
ていけるように日々努力しています。
 SCUは昨年の7月に拡張工事を実施しました。患者様の生活スペースや看護師
の移動スペースなどが確保され、ハード面は少し改善されました。しかし、そ
の分患者様や家族が受ける医療や看護が良いものでなければいけません。知識
や技術の向上はもちろん、一人ひとりの患者様や家族に対してスタッフが一丸
となり、細部にまで行き届いた誠心誠意心のこもった看護を提供していけるよ
うに副看護師長としてスタッフに呼びかけ、またモデル的存在となれるように
関わっていきたいと思います。

ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


===================================
          研 修 医 日 記
===================================
                     研修医2年目 原田 百合奈

 研修医2年目の原田百合奈です。大阪医療センターでの研修は選択期間が4ヶ
月あり、2ヶ月単位で選択した科をローテートします。選択で2ヶ月間お世話に
なった感染症内科について紹介させていただこうと思います。私が研修中に経
験させていただいた症例は、ニューモシスチス肺炎やアメーバー性肝膿瘍、ア
メーバー性腸炎やサイトメガロウイルス網膜炎など、他の科の研修では診たこ
とがない疾患ばかりでした。
 大阪医療センターの特徴のひとつとしてエイズ治療拠点病院であるというこ
とが挙げられます。時間外の外来ではHIV陽性の患者さんをもちろん診察する
こともあります。HIVの患者さんの診療が実はどこでも経験できるものではな
いということを、研修医2年目になって地域医療などで院外での研修をして初
めて知りました。HIVは、昔は治療法のない致死的な疾患でしたが、現在は早
期発見されれば治療法のある慢性疾患です。抗HIV薬を内服しながら外来で加
療している患者さんもたくさんいらっしゃいます。HIVの治療は進歩してきて
いますが、現在でも他人になかなか伝えにくい病名だと思います。感染症内科
での研修ではプライバシーを守るということには特に気を遣いました。しかし
そのほかは他の科と大きな違いはありませんでした。
ちなみに日本ではHIV感染者は増加しています。興味をもたれた方はぜひ一度
見学に来てみてください。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


**********************************************************************
総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 恵谷秀紀、山崎麻美
     看護部長 渡津千代子 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
**********************************************************************
 暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。少しずつ暖か
くはなっていますが、またまだ日ごとの温度差や、異常な乾燥に対する対策も
必要です。もうひと頑張りすると、暖かい春がやってきます。
http://m-maga.onh.go.jp

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp 

Back