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メールマガジン「法円坂」No.139(2012/12/18)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター))



 今年も街にジングルベルが流れる季節になりました。先日は日本海側で驚く
ほどの雪が降り異常気象かと心配しましたが、少しの雪でホワイトクリスマス
が迎えられたらと期待します。それでは今月号のメールマガジンをお届けしま
す。
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   メールマガジン「法円坂」No.139(2012/12/18)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長 楠岡 英雄 です
 ・大阪医療センターから難波宮(なにわのみや)遺跡、出土する
 ・診療科紹介 耳鼻咽喉科(1)
 ・看 護 の こ こ ろ
  ・研 修 医 日 記
 
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         院 長 楠岡 英雄 で す 
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  12月10日にノーベル賞の授賞式が行われ、山中伸弥先生が受賞されました。
山中先生が研修をされ、将来を考えられるきっかけになった病院として、たい
へん誇りに思うとともに、心からお慶び申し上げます。

 さて、11月16日、17日に第66回国立病院総合医学会を当院が会長施設となり、
副会長施設の兵庫中央病院(陣内研二院長)と開催いたしました。この学会は
全国140余りの国立病院のみならず、国立がん研究センターや国立循環器病研
究センターなどの6つの国立高度専門医療研究センター、13の国立ハンセン病
療養所から職員が集まる学会です。また、この学会の特徴として事務職も含め
て全ての医療職が、企画の段階から当日の発表等にまで、分け隔てなく参加し
ていることがあります。多くの学会が医師、看護師、薬剤師など一つの医療職
を中心としてなり立っているのに対し、この学会はまさにチーム医療で開催す
る学会といえます。

 この学会は太平洋戦争終了後、国立病院等が設置された直後から開催されて
おり、今回で66回目となっています。近畿ブロックでの開催は6年前に京都で
の開催がありました。これまで近畿地方での開催地は大阪か京都でしたが、今
回は神戸市ポートアイランド地区での開催としました。その理由の一つに神戸
は1995年に阪神淡路大震災を経験していることがあります。震災後17年経った
復興の状況を見ていただくことは、東日本大震災に遭われ、今、復興に取り組
んでおられる方々に多少ともはげましになるのではないかという思いがありま
した。また、学会のテーマも「国立医療 未来と希望のきずな」といたしまし
た。

 開会式では、原徳壽厚生労働省医政局長、金澤和夫兵庫県副知事、矢田立郎
神戸市長をはじめ多くの来賓の方に心温まる祝辞を頂戴いたしました。あらた
めてお礼申しあげます。また、特別講演として、先端医療振興財団理事長の井
村裕夫先生に「少子高齢化社会と未来の医療−とくに先制医療を中心にー」、
登山家の田部井淳子さんに「人生は8合目からがおもしろい」と題するご講演
をいただきました。

 井村先生にはオーダーメイド医療の将来の姿として遺伝子レベルから発症予
防に取り組むことや、もうすでにその段階が可能な状況になってきていること
をお話しいただきました。また、山中先生のノーベル賞受賞が決定していたこ
ともあり、iPS細胞のお話にも触れていただきました。

 田部井さんは女性で世界最初にエベレスト登頂に成功された方で、たいへん
前向きな姿勢と、失礼ながら年齢を思わせないパワーに溢れたお話で、聴衆を
魅了されました。この学会も参加者のかなりの部分を看護師が占めており、ま
た、他の医療職にも女性の進出が著しいので、田部井さんのお話はたいへん参
考になったと思います。

 せっかく神戸で学会を開催するので参加者に神戸を印象づけるものをと考え、
「Kobe Jazz & Sweets」を企画しました。第一日目の夕方に開催した全員交流
会ではSwing Bandを招き、ジャズを楽しんでいただきました。また、会場内に
神戸スイーツお土産コーナーを設けました。7社(イグレックスプリュス、モ
ンブリュ、菓子sバトリー、モロゾフ、神戸風月堂、トーラク、フロインドリ
ーブ)にご協力いただき、神戸でしか手に入らないスウィーツを出品いただき
ましたが、学会終了前に売り切れるほどの人気だったようです。この学会には
全国から集まっているので、神戸スウィーツの味がまた全国に広がる1つの機
会になったと思います。

 おかげさまで大勢の方に参加いただき、例年の参加者は6000人程度ですが、
今回は8000人に参加いただきました。また、現在、国立病院機構は労災病院の
母体である労働者健康福祉機構と連携を深めつつありますが、今回、大阪・神
戸・和歌山の労災病院から20名余りの方に参加いただきました。国立病院と労
災病院との交流の機会が増えることにつながることを願っています。

 最後になりましたが、この場を借りて、本学会を成功裏に終えることができ
ましたことに感謝申しあげると共に、本学会開催にあたりご支援・ご協力をい
ただいた皆様方に心からお礼申しあげます。


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   大阪医療センターから難波宮(なにわのみや)遺跡、出土する    
   
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                    事務部長 大前 道和

 もし、皆さんが念願のマイホームを建てようとしたとき、その土地から埋蔵
文化財が出てきたらどうしますか?喜べますか?素直に喜べる方!! あなたは
途方もない大物、間違いなしです。普通は困惑します。どうなるのか?家は建
てられるのか?建てられるとしても建坪は狭くなるのか?工期の遅れは?発掘
調査の費用はいくらかかるのか?一瞬の間に様々な不安が頭をよぎります。そ
んな経験をほんの数ヶ月前に体験しました。
 そうです、新聞等でご存じの方も多いと思いますが、大阪医療センターの敷
地の南西隅から7世紀中頃の前期難波宮の遺構が出てきたのです。
そりゃ知っていましたよ、大阪医療センターの東側には難波宮跡があって、N
HK建築時にも難波宮の遺構が出て、現在も大阪歴史博物館の地下に保存され
ているということは。でもね、大阪医療センターの場所は、旧陸軍の連隊が置
かれ兵舎が並んでいたところですから、もう難波宮の重要な遺構は出ないだろ
うと思っていました。現在の病院本館建築時にも難波宮の遺跡は出てきません
でした。
 ところが、今回は正真正銘、前期難波宮。しかも、従来、考えられていた難
波宮の西端ラインよりさらに西側で見つかっており、難波宮の規模に再考を迫
る画期的発見とされました。
前期難波宮は、645年大化の改新(「大化の改新、虫殺し」と暗記しません
でしたか?)で蘇我入鹿が暗殺された後に遷都され火災で焼失するまで約40
年間、都が置かれていました。中国の律令国家をモデルとしため、東西南北の
方位に正確に建物が建てられているそうです。
去る12月1日に大阪市教育委員会主催の現地説明会が開催され、寒風のなか
約460人の考古学ファンの方々が古代のロマンに心をはせました。
土の色の違いや同時に発掘された土器や祭祀用と思われる木片などから前期難
波宮と推定されるようです。柱の跡が30数カ所確認され、柱と柱の間隔の違
いによって建物と推定されたり、塀と推定されたりしています。
 さて、今後の保存ですが、発掘調査が終了した後は大阪市教育委員会の指導
に従い土をかぶせて現状を保存していくことになると思われます。まるでタイ
ムカプセルを埋めるように未来の日本人に古代の証を引き継ぐことになるでし
ょう。


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         耳鼻咽喉科頭頸部外科(1) 
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                   耳鼻咽喉科・頭頸部外科 
                   科長 川上理郎

 当科の特徴は頭頸部がんの治療を中心に耳鼻咽喉科頭頸部外科領域の手術全
般を行なっております。
頭頸部外科学会頭頸部がん専門医制度の指定研修施設の認定を受けております。
がん診療に関しては、頭頸部がん専門医2名、がん治療認定医3名が担当して
おります。手術を基本としたレベルの高い専門的がん治療を行なっております
ので、悪性腫瘍に関しても安心してご来院ください。(ただし、末期がんに対
する緩和ケアに関しては専門病棟がないため今のところ行なっておらず、近隣
の病院に紹介させていただいています)
癌のみならず耳鼻咽喉科固有の手術も積極的に行なっております。希望がある
方はぜひとも受診してください。

手術件数(平成23年度)
中耳炎       8  扁桃摘出     19  唾液腺      33
鼻中隔湾曲    21  喉頭ポリープ   36  頸部郭清     41
蓄膿症      53  気管切開     26  咽喉食摘     7 
頬部嚢胞     3   甲状腺      28  喉頭全摘     7 
手術総数     393

外来は月曜から木曜までの午前中です。詳しくはホームページの外来担当表を
ご覧下さい。

http://www.onh.go.jp/tantoui/file/gairaitanto.pdf


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    2012年度 日本病院ボランティア協会
  「総会・病院ボランティアの集い」に参加して
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                    ボランティアコーディネーター
                    藤本 和彰

 去る10月31日(水曜日)、ホテルアウィーナ大阪にて「日本病院ボランティ
ア協会 2012年度総会・病院ボランティアの集い」が開催されました。
日本病院ボランティア協会 NHVA(Nihon Hospital Volunteer A
ssociation)は、病院・施設などへ来院・来所する人々に安らぎを与える病院
ボランティア及び病院ボランティアグループを支援し、それに関する相談・助
言などの事業を行い、その活動の健全な発展と推進によって社会福祉に寄与す
ることを目的とする非営利活動法人です。(2012年現在、大阪医療センターを
はじめ、215病院グループが加盟)NHVAのはたらきは、病院ボランティア
および病院ボランティアグループを支援し、研修・講演会、情報の収集・発信、
相談・助言などの事業を行っています。
シンボルマークは、手と手を結びあう形を表し、団結と継続を示しています。
1977年、長くボランティア活動を続けられた方に、協会として感謝の意を表し
たいと、創始者の故広瀬夫佐子初代会長が1000時間バッジに考案したものです。
バッジは毎年総会で病院ボランティアとしての活動が1000時間に達した方に贈
呈されます。
(日本病院ボランティア協会のサイトへ →http://www.nhva.com/)

「日本病院ボランティア協会 2012年度総会・病院ボランティアの集い」は、
<第一部> 2012年度総会
◇11時00分〜12時00分 3階「生駒の間」
      ・総会議事
<第二部> 病院ボランティアの集い
◇13時00分〜15時30分 4階「金剛の間」
・1000時間達成者感謝状贈呈
・親睦会

 講演:土田輝美氏(大阪府立母子保健総合医療センターVCO)
 音楽:うたって遊ぼうのプログラムで行われました。

 第一部「2012年度総会」は、信田禮子協会理事長の挨拶で始まり、総会議事
(第1号議案〜第5号議案)すべてが審議され、過半数以上の表決権を持って採
決されました。

 第二部「病院ボランティアの集い」は、協会理事長、来賓の挨拶の後、
「1000時間達成者」の感謝状贈呈式が執り行われました。2012年度の達成者は、
214名(累計3764名)、今年も北〜南まで、全国77病院グループから参加され
たボランティア約80名の方々に、協会理事長より感謝状と記念バッジが贈られ
ました。当病院では、ボランティア法円坂:A・Mさんと、患者情報室ボラン
ティア:S・Fさんの2名が授与され、累計達成者も29名となりました。1000
時間達成された皆さま、おめでとうございます。日頃の活動に感謝いたします。
「病院ボランティアの集い」のプログラムは、進んでいきます。
大阪府立母子保健総合医療センターボランティアコーディネーター・土田輝美
氏のご講演(大阪府立母子保健総合医療センターでのボランティア活動の紹介)
を拝聴し、NPO法人・音楽サポートネット音結(おとゆい)の皆さまの「♪
音楽の旅」につかの間の憩いを楽しみながら、恒例の「♪小さな手♪」の合唱
で、閉会となりました。
 このように、「1000時間達成表彰」されることが、ボランティア皆さんの
「心に秘めた自己目標!」であるかは分かりません。しかし日々活動された僅
かな時間が蓄積され、大きな目標に一歩一歩近づく努力に感謝し、日々ボラン
ティアが生き生きと活動できるよう、ボランティアのステップアップを心得、
支え合いながら末永く活動していただけるように努めたいと考えています。

 大阪医療センターでは病院ボランティアを募集しています。
病院で自ら進んで労力、時間、技術などを提供して、患者さんにやさしさとう
るおいを提供すると共に、活動を通じてボランティア自身の成長にもつながる
活動です。資格は特に要りません。自分自身が健康であり、やさしさと何事に
も積極的に取り組む気持ちがあれば活動できます。また、活動方法は、個々の
ライフスタイルに応じて決めていただいています。服装は活動しやすい服装で
構いませんが、エプロン・胸章など用意しています。
現在110余名のボランティアの方々が活動されています。一緒に活動してみま
せんか。
ボランティアを希望されます方、お待ちしています。
管理課ボランティア担当までご連絡ください。

・管理課ボランティア担当   →TEL:06-6942-1331(代表)
・ボランティアホームページ →http://www.onh.go.jp/volunteer/
・患者情報室ホームページ  →http://www.onh.go.jp/jouho/jyohousitu.
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      看 護 の こ こ ろ 
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                    救命救急センター 井野 妃呂美

 先日は大阪にも初雪の便りが届き、街中クリスマスのイルミネーションで輝
きだし、一年の中で一番華やかな季節となりました。寒さも一層と厳しくなっ
てきましたが、皆様は風邪など引かずお過ごしでしょうか。
 私は、大阪医療センターに就職して5年目となります。以前は大学病院で消
化器内科など様々な病棟を経験し、少しの充電期間を経て大阪医療センターに
就職しました。就職して一番驚いたことはカンファレンスが充実していること
です。カンファレンスは患者カンファレンスだけではなく、医師や薬剤師、栄
養士、理学療法士、MSW等様々な職種が参加するカンファレンスが積極的に行
われ、時には患者様自身やご家族も一緒にそのカンファレンスに参加している
ことに驚きました。患者様のための看護だと頭ではわかっていても、看護者主
導で看護計画が進んでいく今までのやり方に、本当に反省した事を今も鮮明に
思い出します。
この病院に就職してから様々な患者様に関わりましたが、その中でも一番印象
に残り、私の看護の原点となっている患者様を紹介したいと思います。
 外科病棟で看護の受け持ちをしていた食道癌の患者様です。この患者様は術
後病棟内で心肺停止となりICUへ転棟となりました。お正月明けに病棟へ戻っ
てきた頃には多発転移のためご家族には余命宣告もされており、ご家族として
は自宅で最期の看取りを行いたいとの意向がありました。その時点では人工呼
吸器も装着しており、状況的には自宅退院は、かなり難しい状況にありました。
そこで様々なカンファレンスを頻回に開催したことを覚えています。時には医
師と病状を踏まえ看護計画の見直しを行なったり、人工呼吸器を装着したまま
散歩を行えないかと、理学療法士とカンファレンスを行いました。移動用呼吸
器をレンタルし、病棟内から少しずつ散歩の距離を増やし、時には病状の悪化
により中止したりを繰り返し、最終的には病院内の桜を観に行くことも出来ま
した。そのお花見には夜勤明けや休日の看護師も参加し、ご家族もスタッフ全
員すごく喜んだものです。
ここまでくれば、退院が少し現実味を増してきて、退院後の調整を行っていく
と同時に少し前から始めていたご家族に対しての退院指導が本格化してきます。
体位変換・吸引・口腔ケア・経管栄養・投薬方法・インスリン投与・在宅酸素
の管理方法等、ご家族には覚える事がたくさんある状況でした。ご家族は自宅
で看取りたいという思いと同じくらい、患者様の希望に応えてあげたいことが
ありました。それは、患者様は熱烈な阪神ファンであり、『最後に甲子園球場
で野球観戦をさせてあげたい。』というものです。野球観戦にあたり、誰が付
き添うのか、気温も上がってくる中、約2時間の間の暑さ対策や水分補給はど
うするのか、夜間観戦にしたら何かあった場合医師の対応はできるのか等話し
合いが持たれました。結果として、退院が早期に決定したので、在宅から野球
観戦へと行くことになったのですが、患者様がお亡くなりになられた後、ご家
族から、「凄く喜んでいたこと。自宅に戻れて本当に良かったこと。充実した
看護を行って貰えたこと。」をお手紙で頂きました。看護の受け持ちをしてい
た時は、ご家族からお叱りを受けたり、計画が進まず悩んだことも多々ありま
したが、スタッフ全員で問題を共有し、解決するために考えていけば、必ず解
決方法が見つかる。そしてそこには、患者様やご家族の思いを置き去りにして
はいけないと痛感させられた症例でした。
 現在、私は救命救急センターで勤務しています。救命救急センターは超急性
期で、患者様の身体面が優先される状況があります。しかしながら患者様には
退院した後の生活が待っており、私たち看護者は入院時からそれを忘れず退院
を見据えた関わりが必要です。また、不幸にも病院で最期の時を看取る場合で
も、残された患者家族が少しでも悔いが少なくなるような関わりが必要です。
先日、1年程入院していた患者様がお亡くなりになりましたが、ご家族が、
「やりたいことは全部やってあげたので悔いはないです。」と言われていまし
た。私自身、まだ理想とする看護には到底ほど遠いですが、看護は一人でやっ
ているのではなくチームで行うものです。チーム全体で悩みながら、全体が成
長していけるような病棟・病院になれるようにこれからも力を注いでいきたい
と思っています。

ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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                    研修医2年目 田中 稔恵

 研修医2年目の田中稔恵です。もう今年も気付けばあと少しとなりました。
あと数ヶ月で初期研修が終わりとなりますが、本当にあっという間だった気が
します。

 1年目の研修医になり立ての頃は、なにもかもが初めての経験で日々緊張し
ながらも、できることが一つ一つ増えていくことに充実感を覚えていました。
 1年目では内科系、外科、救急を中心にローテートしますが、当院での初期
研修の特徴としては、他の研修医日記でも書かれているように、総合内科の3
ヶ月では糖尿病内科、腎臓内科、血液内科、呼吸器内科、脳卒中内科を一緒に
ローテートします。この3ヶ月間は毎日各科のカンファレンスがあり、担当の
患者さんも多岐にわたるため勉強しなければならないことが特に多く大変でし
たが、振り返ってみると、患者さんの身体所見や検査結果を考慮しながら、と
ても充実した日々を送っていました。内科は選択制となる病院が多いとよく聞
きますが、当院では総合内科以外の消化器内科・循環器内科をあわせると、広
範囲の内科疾患が経験できます。内科志望でも外科志望でも、様々な内科疾患
を経験することは今後の医師として働いていく上で一症例一症例、貴重な経験
となるのではないかと思います。
 2年目では、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科、地域医療に加え、4ヶ月の
選択科をローテートします。2年目のローテートの仕方は1年目の12月頃に研修
担当の先生と相談し、できるだけそれぞれの希望が通るように調整しています。
私の場合は、3年目以降の志望科を夏頃までに決める必要があったため、選択
科を2年目の初めにローテートできるように調整してもらいました。2年目のほ
とんどが選択となっている病院が多くなってきており、選択が4ヶ月というの
は短く感じるかもしれませんが、初期研修での2年間は専門となる科以外の科
を経験することができるせっかくの機会であり、実際の現場を経験することで
また新たに興味をもつということもあるのではないかと思います。

 最後に、女性の研修医となる学生の方々へ向けて一言書こうと思います。当
院ではほとんどの科に女医の先生方がいらっしゃり、女医としての働き方もさ
まざまで、各科をローテートする中でたくさんの女医の先生方に出会うことが
できます。たくさんの先生方と一緒に働き仲良くなることで、今後の医師とし
て働いていく自分のロールモデルとなる先生にも出会えるのではないかと思い
ます。
 興味を持たれた方は、ぜひ一度当院に見学に来てみてください。

臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


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総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 恵谷秀紀、多和昭雄
     看護部長 渡津千代子 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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 年末を迎えそれぞれの家庭でも断捨離の精神で大掃除が始まると思います。
当院は 平成25年1月の病院機能評価受審に向けて職員の士気が向上しつつ
あり5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)の徹底に力を入れています。今
年一年に感謝して、佳い年を迎えましょう。

http://m-maga.onh.go.jp

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp 

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