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メールマガジン 「法円坂」No.141(2013 /2/15)(独立行政法人 国立 病院機構 大阪医療センター)



 立春もすぎ、春もすぐそこかと思っていると、急に冷え込むこともあり、イ
ンフルエンザもはやりだすなど、体調管理に気をつかう今日この頃ですが、い
かがお過ごしですか。
我が家では妻と息子が、かなり前から「春の匂い」がすると言っております。
例えば花の香りとかという具体的なものではなく「春の匂い」そのものだそう
で、これ以外にも、「各季節の匂い」や「お正月の匂い」、「雨の匂い」など
がすると言うのです。いつも、確信をもって、しかもたいていの場合二人とも
言うので、匂わない私は、なんとなく損をしたような気になってしまいます。
同じように「季節の匂い」を感じておられる方、意外とたくさんおられるので
しょうか・・・・
 メルマガ「もうすぐ春です」号をお届けします。

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   メールマガジン「法円坂」No.141(2013/2/15)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長 楠岡 英雄 です
 ・診療科紹介 眼 科 (1)
 ・病児保育について
 ・看 護 の こ こ ろ
  ・研 修 医 日 記
 
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         院 長 楠岡 英雄 で す 
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 「医師のための専門情報サイト」として情報提供しているメディカル・トリ
ビューンの新着記事メール2013年2月5日版に、「肥満をめぐる7つの“神話”
と6つの推測を検証」という記事が載っていました。

 元になっている学術論文はNew England Journal of Medicineに出た9ペー
ジにもなるものです。世の中で喧伝されている肥満にまつわる「言い伝え」に
は、根拠となるエビデンスのないもの(presumption、憶測)や、中には真逆
の話(myth、神話)が混じっている可能性があり、その結果、誤った施策や臨
床的・公衆衛生学的な推奨につながりかねないとの懸念からこのような研究が
なされたようです。

 広く使われているメディア等をインターネット・サーチし、種々の「言い伝
え」を集め、文献等で検討した結果がまとめられています。同時に、エビデン
スのある「言い伝え」も今後の施策に重要との考えから取り上げています。

以下の7つが”神話”ということです。
1.エネルギー摂取や消費の小さい変化を維持すれば,長期的には大きな体重
  変化を得ることができる。
2.肥満治療に際しては現実的な目標設定が重要。なぜなら、肥満者は欲求不
  満になり、体重減少が少なくなる。
3.大きく,急速な減量は,少しずつ,時間をかけた減量と比べ長期的な効果
  がない。
4.変化期の評価やダイエット準備が,患者を治療に前向きにするのに役立つ。
5.小児肥満を予防し減らすために,現在の体育の授業は重要な役目を果たす。
6.母乳育児は肥満予防になる。
7.性行為による消費エネルギーは100〜300kcalである。

 以上の1つ1つに、なぜ神話かという根拠が述べられています。例えば、1
については以下のように述べられています。

最近の研究から、エネルギー摂取や消費の変化に応じた身体組成の変化には,
種々の要因の持つ可変性が影響することが示唆されている。1日1.6km歩いてエ
ネルギー消費を100kcal増やす場合、従来の考え方による予想からすると、5
年続ければ間で22.7kg減量するはずだが、実際に得られる効果は4.5kgである
ことが報告されている。

 他の6つについても同様に検討が加えられています。

一方,証明も否定もされていない「推測」は以下の6つです。
1.朝食を定期的に取ると体重は減少する。
2.幼年期は、一生を通じて体重に影響を与える、運動や食事の習慣を身に付
  ける時期である。
3.野菜と果物を多く取ると,他の行動変化がなくても体重は減少するか、体
  重増加が抑えられる。
4.体重の増減の繰り返しは寿命を縮める。
5.間食は体重増加や肥満につながる。
6.歩道・公園などの使いやすさなど、建造された環境が肥満に影響を与える。

 例えば1については、朝食を取るか、抜くかの2群で厳格な試験を行ったが、
体重への影響はなかったという研究が報告されているそうです。同様に、他の
5つについても憶測を積極的に支持する研究は見つからなかったと言うことで
す。

 さらに、この論文では根拠のある「事実(Fact)」も9つ載せています。例
えば、「ダイエット(エネルギー摂取を減らすこと)は体重を減らすに大きな
効果があるが、これからダイエットをしようとする、あるいは誰かにダイエッ
トを勧めることは、長期的にはうまくいかないことが一般的である。」という
ものが挙げられています。耳の痛い「事実」ですが、このことを織り込んで対
策を立てないと実効はあがらないと警告しています。

 皆さんも肥満にまつわる「神話」や「憶測」に惑わされていないか、自己点
検されてはいかがでしょうか。


【参考】
1.メディカルトリビューン:新着記事メール2013年2月5日版
2.Casazza K, Fontaine KR, Astrup A, Birch LL, Brown AW, Brown MMB, 
  Durant N, Dutton G, M Foster, Heymsfield SB, McIver K, Mehta T,  
  Menachemi N, Newby PK, Pate R, Rolls BJ, Sen B, Smith Jr. DL,   
  Thomas DM, Allison DB. Myths, Presumptions, and Facts about    
  Obesity. N Engl J Med 2013;368:446-54.


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    診療科紹介 眼  科(1)『白内障について』
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                   眼 科  中川 智哉

白内障とは目の中のレンズ(水晶体と呼びます)が濁る病気です。白内障にな
ると目の底に濁った光しか届かなくなり、「かすむ」「ぼやける」「まぶしい」
「二重に見える」などの症状が起こります。白内障は、白髪のように年を取れ
ば誰にでも起こる病気ですが、人によって症状のでる年齢が異なります。糖尿
病やアトピー性皮膚炎などの病気が原因で若くして白内障になることもありま
す。
 白内障の治療法についてです。メガネで目の中の濁りを取ることはできませ
んので、メガネでは白内障の症状は改善されません。目薬は進行を遅らせる効
果はあっても、白内障の濁りを減らす効果はありません。濁りを取り除ける唯
一の方法は手術です。手術では濁った水晶体を取り除き、人工のレンズ(眼内
レンズと呼びます)と入れ替えます。そうすると、目の底にまでにクリアな光
が届くようになり、視力が回復します。目の病気が白内障だけの方は、手術で
よく見えるようになりますが、他の病気があると、それによる見えにくさが残
ることもあります。一般的な眼内レンズにはピントの調節力はありませんので、
手術をしたからといってメガネなしで遠くも近くも見えるようにはなりません。
術後の状態によって、新聞の細かい字を見るための老眼鏡あるいは遠方をみる
ためのメガネを使うことによってピントを調節します。白内障手術は、痛みも
ほとんどなく比較的短い時間で終わる安全性の高い手術です。ただし、いかな
る手術も多かれ少なかれ合併症を生じることがあり、白内障手術後に2000人に
1人程度の割合で目の中にばい菌が入り込むことがありますので、術後に一定
期間感染予防の点眼をしていただくことが必要です。白内障は年齢とともに徐
々に進みますが、よほど進まない限り、初期でも進行してからでも手術の結果
には大きな差はありません。たとえ同じくらいの白内障であっても、不自由に
感じる程度は人によって異なりますので、白内障が原因で見え方に不自由さを
感じた時が手術のタイミングです。ただし、緑内障や糖尿病網膜症など他の目
の病気をお持ちの方はこの限りではありませんので、主治医とよくご相談くだ
さい。また、本当は違う病気なのに自分で白内障と思い込んで放置していると、
視力回復が難しい場合がありますので、きちんと眼科医の診察を受けてから判
断するようにしましょう。


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         病児保育の紹介 
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                    保育士 川西 三紀

 病児保育とは、保育所・小学校へ通う子ども達が病気などで、医療機関に入
院治療の必要ないが、安静に配慮する必要があり、さらに集団保育が困難な期
間、保護者の勤務の都合・傷病・冠婚葬祭など社会的にやむ得ない理由により
家庭での育児が困難な為、子育てと仕事の両立を支援するとともに、児童の健
全な育成および、資質の向上に寄与することが目的です。
 近年、女性が結婚・出産後も働くことが、当たり前になりました。仕事をし
ながら出産・育児に日々頑張っているお父さんやお母さん達にとって、病児保
育はとても期待が大きいものだと感じています。「安心していってらっしゃい」
と、保護者の不安を受けとめ「病気になったら、病児に安心して預ける」と思
って頂けるように、また、突然知らない場所に連れてこられた子ども達を優し
く受けとめ、保育することが、病児保育の役割だと考えています。
 当院の病児保育は、職員の児童のみの利用で、平成20年4月開設しました。
年々登録児童者数は増加し、季節などにより利用者に偏りはありますが、ほぼ
毎日利用があります。
利用の実際、利用日に小児科での診察を受け、医師連絡票・保護者連絡票に、
病状や子どもへの配慮に必要な項目の記入を頂き、利用となります。
 保育内容は、子どもの体温管理、健康状態の把握、病状や年齢に合わせた遊
ぶ時間も大切です。どの子どもも、環境の変化に敏感で、泣く子も多いため、
不安の軽減を図るためスキンシップも十分とるように心がけています。
1日の様子・投薬・検温・食事量・排泄など具体的に記入して渡しています。
また、保護者のお昼休みに連絡を頂き、状況をお伝えし、病状が悪化した時は
連絡して、再受診するなど連携がとれるようにしています。
寝具・玩具などは、毎日消毒するなど感染防止にも配慮しています。
 保育士として、病気のお子さんを一時的に預かるので、配慮しなければいけ
ない点はたくさんあるのですが、開設から4年が経ち、泣きじゃくっていた赤
ちゃんが、歩きだし、上手にお話できる様になり、私たちの名前を憶えて楽し
みに来てくれる子もいます。
子ども達は、病気であっても遊ぶ中で、いろんな事を学び取り、適応して成長
していく姿を見せてくれます。そんな子ども達と触れ合える事を楽しみに、こ
れからも、安全に安心して御利用いただけるように、心がけていきます。


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   2012年度 日本病院ボランティア協会総会より
 病院ボランティア「1000時間以上活動達成」表彰者のご紹介
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                    ボランティアコーディネーター
                    藤本 和彰

 2012年10月31日、ホテルアウィーナ大阪にて「日本病院ボランティア協会 
2012年度総会・病院ボランティアの集い」が開催されました。
「病院ボランティアの集い」では、協会理事長、来賓の挨拶の後、病院ボラン
ティア活動1000時間以上達成者の感謝状贈呈式が執り行われました。2012年度
の達成者は、214名(累計3764名)、今年も北〜南まで、全国77病院グループ
から参加されたボランティア約80名の方々に、協会理事長より感謝状と記念バ
ッジが贈られました。当院では、ボランティア法円坂:A・Mさんと、患者情
報室ボランティア:S・Fさんの2名が授与され、累計達成者も29名となりま
した。
これまでは、メールマガジン「法円坂」No.139(2012/12/18)でお伝えいたし
ました。
今回受賞されました方々の、長きにわたるボランティア活動へのご努力に敬意
を表すとともに、感謝の気持ちを込め、お祝いのことばを贈りたいと思います。
「受賞おめでとうございました。益々のご活躍を祈念しています。」
ボランティア法円坂:A・Mさんから受賞に際しての喜びと、これまで支えて
下さった方たちへの感謝の気持ちや、これからのボランティア活動への想いを
寄せていただきました。メールマガジンご愛読の皆さまにお届けいたします。

『病院ボランティア活動1000時間達成』
 2012年10月31日、ホテルアウィーナ大阪にて日本病院ボランティア協会の総
会が開催され、その中でボランティア活動1000時間超者に対し表彰式が行われ
ました。
同協会は、全国200を超える病院の要請に基づきボランティア活動を実施中。
北海道から九州までの病院ボランティアとして活動中の方は多くいらっしゃい
ますが、今年の表彰対象者は214名(累計3764名)で私もその中に入っていま
す。理事長、来賓の挨拶の後、1000時間表彰者の内当日参加の約80名が順次名
前を呼ばれ演台上で感謝状と記念品を頂きます。記念品のバッチのデザインは、
両手の平を組み合わせたものだそうです。
 7年前リタイア後、余暇活用と相棒の負担軽減を思って始めた週1回の国立大
阪医療センターでのボランティア活動、「塵も積もれば・・・」のたとえどお
り1000時間に達成。ここまで続けてこられたのもボランティア仲間や、この活
動場所をご紹介頂いた三井ボランティアネットワーク事業団それと健康維持の
立役者である相棒に感謝です。同じ活動をされている仲間には、3千時間、5千
時間越えの方もおられ、今後も健康に留意して少しでもその方たちに追いつけ
るよう頑張っていきたいと思っています。
 ボランティア法円坂:A・Mさん

このように、「1000時間以上達成表彰」されることが、ボランティア皆さんの
「心に秘めた自己目標!」であるかは分かりません。しかし日々活動された僅
かな時間が蓄積され、大きな目標に一歩一歩近づく努力に感謝し、日々ボラン
ティアが生き生きと活動できるよう、ボランティアのステップアップを心得、
支え合いながら末永く活動していただけるように努めたいと考えています。
そして、いつまでもご健勝で、志に向かってボランティア活動を続けられんこ
とを願っています。ありがとうございました。

大阪医療センターでは病院ボランティアを募集しています。

 大阪医療センターでは現在110余名のボランティアの方々に、様々な場所で
活動していただいています。
病院で自ら進んで労力、時間、技術などを提供して、患者さんにやさしさとう
るおいを提供すると共に、活動を通じてボランティア自身の成長にもつながる
活動です。資格は特に要りません。自分自身が健康であり、やさしさと何事に
も積極的に取り組む気持ちがあれば活動できます。また、活動方法は、個々の
ライフスタイルに応じて決めていただいています。服装は活動しやすい服装で
構いませんが、エプロン・胸章など用意しています。
一緒に活動してみませんか。ボランティアを希望されます方、お待ちしていま
す。

ボランティアホームページまたは管理課ボランティア担当までご連絡ください。
・管理課ボランティア担当   →TEL:06-6942-1331(代表)
・ボランティアホームページ →http://www.onh.go.jp/volunteer/
・患者情報室ホームページ  →http://www.onh.go.jp/jouho/jyohousitu.
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      看 護 の こ こ ろ 
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                    東8階病棟  元木 千恵

 まだまだ寒波が続きますが、皆さま、体調の方はいかがでしょうか。今年度
もそろそろ終わりが近づき、年度末のまとめなどで忙しい毎日を送られている
のではないでしょうか。
 私は、小学生の頃からバドミントンをしています。今でも休日には体育館に
足を運び、若い人たち〜定年を迎えた大先輩たちにまぎれて汗をかいています。
体を動かした後はしっかり汗を拭き取り、風邪をひかないように注意してくだ
さい。

 私は、今年度は「風邪ひきゼロ」を達成中です!!
私は、看護師経験は11年で、副師長経験4年目です。「看護のこころ」の依頼
を受けたのは2回目です。今回は看取りについて話をしたいと思います。
 昨年の4月に病棟を配置換えとなり、慣れ親しんだ患者さまとのお別れをし
なければなりませんでした。配置換え後、たまたま以前看護させて頂いた患者
さまが入院されました。その患者さまは、肝臓癌と食道静脈瘤のある方でした。
数日間看護をさせてもらい退院目前のある夜、「私に会いたい」と、他看護師
から聞かされました。その時にはもう消灯であり、明日出勤してから会いに行
こうかとも思いましたが、なにか後ろ髪引かれるような衝動にかられ、会いに
いきました。10分程度ご本人と娘さんと何気ない会話を楽しみ、「明日また来
ます。おやすみなさい」と退室しました。その日の夜中、食道静脈瘤の破裂に
て急変され、私が出勤した時には会話もできない状態で、そのままお亡くなり
になりました。ご家族から「昨日会いに来てくださってありがとうございまし
た」と言われ涙ながらお別れをしました。
 またもう一つの事例では、予後半年と告げられた患者さまの目標は1年後の
息子さんの結婚式に出席することでした。入退院を繰り返し、化学療法をうけ
ながら、目標に向かって励まし合いました。なんとか達成することができ、ご
家族・スタッフともに喜びを分かち合いました。その後状態は悪化し、ADLは
みるみるうちに低下していきましたが、いつでも「頑張るわ!今後は、お父さ
んと温泉に行きたいし」と目標をもって入院生活を送っておられました。近々、
患者さまの誕生日であり、病室で小さな誕生日会を提案しました。東京から息
子さんご夫婦も駆けつけられ、プレゼントを渡され、ケーキにロウソクを灯し
てお祝いし、記念撮影を行いました。患者さまは数日前から意識がなかったの
に、お祝いの時には目を開け、微笑んでおられました。その日の夜、ご家族に
見守られながら、お亡くなりになりました。
今までたくさんの患者さまの看取りをさせていただきました。いつも看取りを
するとき、その患者さまに出会ったときのことや療養中のエピソードが頭をよ
ぎります。一緒に喜び笑い合ったり、悲しみ合ったり、励まし合ったり、時に
はケンカもしたり(笑)? 看護師と患者の枠を超えた家族のような関係を築
くことができ、感情があふれてきます。でも、家族と同じように涙は流しませ
ん。グッと堪えて、プロフェッショナルな自分に戻ります。その患者さまやご
家族がどのような最期を迎えたいのか、その人らしい最期ってどのようなもの
なのかなど考え、お別れをします。
 患者さまに教えられたことは、「仕事でもプライベートでも一日一日が大切
で、今日すべきこと・したいことは見送らずに今!すること」です。看護師も
患者さま・ご家族さまも後悔のないような生き方をしてほしいと日々感じ、こ
れからも少しでも手助けができればと思います。


ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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                   研修医2年目 田中 康智 

研修医2年目の田中康智です。レポート作成に追われる1月ですが、当直や研修
環境について書いてみました。

<当直>
 1年目と2年目研修医がペアで当直し、1年目の12月からはfirst callになり、
患者さんからの問い合わせ・救急隊からの搬送依頼が直接かかってきます。自
宅で経過観察かすぐに受診すべきか、あるいは救急車の受け入れるかどうかを
判断し、初期対応にあたらなければなりません。患者数自体はそれほど多くは
ないですが、ほとんど眠れない日もあり、翌日の勤務が大変な時もあります。
基本的にかかりつけの方のみで、初診の対応はほとんどありませんが、脳梗塞・
吐血のショック状態ル・大動脈解離・心筋梗塞等、重症症例も経験できます。
初期対応後、入院適応と考えた場合や、帰宅させてよいか判断に困った場合等
は、上級医にコンサルテーションし、ご指導していただけます。

<3次救急>
 救命ローテート中は通常の研修医当直から外れ、3次当直を3〜4日に1回する
ことになります。心肺停止・多発外傷・電撃傷等、3次救急だからこそ経験で
きる症例にたくさん出会います。初療での対応は学ぶことが多く、またICUで
は呼吸器設定・薬剤の使い方等は非常に勉強になりました。初療・ICUでの管
理は研修医にとって、魅力的だと思います。

<手技>
 当院はどちらかというと大学病院に近い性格があり、ローテートする人数や
時期により変わってきますが、手技は少ないです。逐一数えているわけではな
いので、かなり大雑把ですが、私の場合、挿管100例・動脈路確保30例・中心
静脈路確保20例・腰椎穿刺15例・骨髄穿刺10例・硬膜外麻酔5例・腹腔穿刺3例、
といった感じです。

<住居>
1年目の時は、築数十年以上で3部屋もある月九千円の宿舎に住んでいました。
和式トイレ・単4電池4本が必要な風呂・冷房しかつかない冷蔵庫大のエアコン、
という環境でした。2年目になり同じ病院敷地内の「レジハウス」と呼ばれる
宿舎へ引っ越し、そこは1ルーム・ユニットバスですが一人暮らしには十分な
環境です。宿舎に住もうと考えている方は、どの宿舎に入るのかを実際に見学
されることをお勧めします。院外で部屋を借りると7・8万円位するみたいです。

<待遇>
 給与は募集要項に書いてある通りですが、救命ローテート中は基本給しか出
ません。休暇は2年目の選択科目の時に取得できますが、新婚旅行以外では長
期休暇をとる人はおらず、土日を含めて4日間の休みをもらっている研修医が
ほとんどです。

<同期>
 人数は14人と比較的多く、そのうち10人が当院で引き続き後期研修を行う予
定です。研修医室という広い部屋があり、勉強・愚痴を言ってストレス発散・
疲れて爆睡、と自由に使っています。研修医に独立した部屋があって良かった
と実感しています。また病院の立地はよく、研修医同士で飲みに行って息抜き
もしやすいです。

 以上 拙い文章ですが、大阪医療センターでの研修に興味をもたれた方は、
ぜひ一度見学へお越しください。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html

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総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 恵谷秀紀、多和昭雄
     副院長・看護部長 渡津千代子 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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  いよいよ、球春、プロ野球のキャンプが始まりました。取らぬ狸の皮算用、
「今年は100勝してぶっちぎり優勝だ!!!」
 次、担当がまわってくる5月号は「○○ ○○○ー○快進撃」号になるとい
いですが・・・・

http://m-maga.onh.go.jp

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp 

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