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メールマガジン「法円坂」No.171(2015/8/17)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)



  夏の甲子園、真っ盛りです。話題の早稲田実業の清宮君、今日もホームラン
を打ちました。近畿のチームはすべて姿を消してしまいましたが、今年の甲子
園は1点差を争う好ゲームが多く、大いに楽しんでいます。
8月のメルマガをお送りします。
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   メールマガジン「法円坂」No.171(2015/8/17)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長 楠岡 英雄 です
 ・診療科紹介 小児科
 ・「第18回・大阪医療センターボランティア総会」を終えて
 ・看 護 の こ こ ろ
  ・研 修 医 日 記
 
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         院 長 楠岡 英雄 で す
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 8月1日から、当院への車での進入経路が変わりました。また、外来者の方
の駐車場の場所も変わりました。いろいろご不便をおかけしており、申し訳あ
りません。

 当院の建物は昭和50年代に完成し、既に40年近く経っています。外郭は耐震
性も十分にあり、まだまだ使える状況ですが、建物内部の配管が老朽化し、ま
た、診療機能強化のための改修にも限界が出てきたため、病院を新築すること
が2年前に決定されました。

 新病院の建築予定地は、現在、外来者の方が使っておられる駐車場です。こ
こに建物を建てるにあたっては、大阪市教育委員会による発掘調査を行うこと
が必須になっています。

 ご承知のように、当院の東側すぐに難波宮(なにわのみや)の跡が史跡とし
て残されています。当院敷地の南西端では、現在、職員宿舎を建築中で、その
隣のスーパーマーケットは完成し、開業しています。この建物を建てる際にも
発掘調査が行われました。調査前には、難波宮の規模についての従来の説から、
特別のものはないであろうと予想されていましたが、あに図らんや、難波宮の
通説を覆すという史跡が見つかりました。このため、建物の設計を見直す必要
が生じ、計画が約1年、延長しました。このことは、昨年2月のメルマガに書
いた通りです。

 昨年末に、駐車場の発掘調査の予備調査が行われましたが、やはり、本格的
な調査が必要ということとなり、今般、調査が開始されます。駐車場の舗装を
はがす工事がまもなく始まり、その後、本格的な発掘調査が始まる予定です。

 当院への進入路の変更や駐車場の移設は、一時的なものではなく、恒久的な
ものです。発掘調査後、建築工事が始まり、新病院が完成した後も、現在の構
想では、病院へのアクセスは北側からとなる予定です。

 車での進入は、これまで、上町筋から敷地東側の通路を入っていただき、建
物南側の玄関で乗降いただいていました。これからは、中央大通りに面した敷
地北側の門から入っていただき、建物北側の玄関で乗降いただくことになりま
す。また、敷地からの車の出口は、西側の門となり、出た先の道路は北向きの
一方通行です。さらにその先の、中央大通りへは左折・西行しかできませんの
でご注意ください。中央大通りを東に行くには、谷町4丁目の交差点でUター
ンしていただくことになります。上町筋を南に行くときは、谷町4丁目の交差
点を左折・南に行っていただき、谷町5丁目交差点等から上町筋に向かってい
ただくことになります。法円坂交差点では、高架道路からは左折して上町筋に
は入れますが、平面道路からは左折できませんので、ご注意ください。

 構内の道路がこれまでよりもやや狭くなり、西門出口では、構内から出る車
と入ってくる車が同じゲートを使い、対面交通となりますので、ご注意くださ
い。また、これまで、地下鉄を利用されていた方の建物への通路と、車の通路
が交差しますので、運転される方は歩行者に十分ご注意ください。

 駐車場もこれまでよりも狭くなり、駐められる台数も減りますので、ご来院
の際は、できれば、電車・バス等の公共交通機関のご利用をお願い致します。
東側の門からの入構は、歩行者は可能ですので、大阪市営バスを利用される方
は、従来通りにお越しください。また、進入路の変更により、タクシー乗り場
も南玄関から北玄関に移りましたので、ご注意ください。

 新病院が完成するまで、多々、ご迷惑をおかけすると存じますが、ご理解と
ご協力の程をお願い申し上げます。


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     診療科紹介 小児科           
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                   小児科 科長
                   寺田 志津子

 暑い日が続き、子どもたちは元気でテンション高く、親のほうがバテ気味の
毎日です。当院小児科では、5人の常勤医師と初期研修医で診療を行っていま
す。血液・腫瘍、小児神経疾患など専門的な診療だけでなく、川崎病、腎疾患、
内分泌疾患、川崎病、感染症など一般診療や、新生児の管理、予防接種、乳幼
児健診を行っています。

 外来の診察時間は午前中ですが、午後も急患は受け付けています。地域のク
リニックから入院が必要と紹介されてこられる患者さんや、急な発熱、熱性け
いれん、咳やゼイゼイがひどくなって直接来院される患者さんに対応していま
す。受診希望されるときは、まずお電話をしていただくことになっています。

 最近、マスコミやネットの情報があふれていて、親、園や学校の先生が、過
剰に心配したり、白か黒かはっきりしないことに不安を抱いているようです。
たとえばアレルギーが心配で、母乳をあげているおかあさん自身が食事制限を
して栄養状態が悪くなった人がいます。前からほかの子とちょっとかわってる
なぁと思っていたけど、ネットで調べると発達障害にあてはまると言って、と
ても不安な様子で受診されるかたがいます。感染性胃腸炎の症状はよくなって
きたけど保育園が預かってくれない、予防接種は全部うたないといけないのか、
などなど。答えはひとつではないし、いわゆるケースバイケースで対応に最善
を尽くしているところです(汗)。

 私たちは、患者さんが今何に困っているか(症状自体か、長くつづくことか、
原因がわからないことか)と、どうしてほしいから病院に来たのか(検査や治
療の相談)を察して、ひとりひとりていねいに診療します。患者さんには「受
診してよかった。」「安心した。」、地域のクリニックの先生方には「紹介し
てよかった。」といってもらえるように、これからも努力していきたいと思っ
ています。

〜おまけ〜
あかちゃんとお母さんが楽しんで育児できるよう、少しでも力になれたら、と
7年前に始めた子育てサークル「ぽんぽこ」も大盛況です。
サークルの様子はホームページで。

http://www.onh.go.jp/sanka/kyositsu.html 

お問い合わせは西5階病棟まで。


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   「第18回・大阪医療センターボランティア総会」を終えて    
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                    ボランティアコーディネーター
                    藤本 和彰

 平成27年7月23日、当院視聴覚室において「第18回・大阪医療センタ
ーボランティア総会」を開催しました。例年ボランティア総会は、第一部・記
念講演会、第二部・総会(表彰式)、第三部・懇親会の3部構成で行います。
今年の総会の出席者は70人。沢山のボランティア・職員の皆さまにご参加い
ただくことが出来ました。お陰様でボランティアの皆さまと病院職員の皆さま
との、お互いの懇親を深めることが出来ましたこと、また、ボランティア総会
が事故もなく無事に終わったことに感謝いたします。

■記念講演会

 今回の記念講演はボランティアより希望もあり「認知症」について、当院脳
卒中内科・橋川 一雄先生に、先生の主な研究領域である認知症の画像診断を
中心にご講演いただきました。

 日本の認知症高齢者の患者さんは、2012年の時点で全国に約462万人
と推計(2012年、厚生労働省の推計)されており、65歳以上の高齢者の
約7人に1人が認知症と考えられています。
さらに10年後の2025年には、700万人を超えるとの推計値(2015
年、厚生労働省の推計)が発表されました。65歳以上の高齢者のうち、5人
に1人が認知症に罹患する計算となり、約10年で1.5倍にも増える見通し
のようです。(厚生労働省のホームページより)

 このように認知症はいつ、誰に発症するかわかりません。でも、過度に不安
になるのではなく、どのような病気で、どのような治療や予防法があるのかな
どの情報を正しく知っておけば、できることがあるのではないでしょうか。認
知症の進行を遅らせ、日常生活の質(QOL)を良い状態に保つための対策な
ど多くの情報が提供されています。
 一方、認知症の原因の70%を占めるアルツハイマー病を治したり、発症そ
のものを抑えることを目的とした新薬の研究が現在進んでいます。こうした薬
の開発が進むことで近い将来、認知症治療の新たな時代が幕開けされることを
期待しています。

 平成17年(2005年)4月、厚生労働省により「認知症を知り地域をつ
くる10ヵ年」のキャンペーンが始まりました。当初、キャンペーンの一環で
始めた「認知症サポーター100万人キャラバン」、当院では平成22年7月
27日開催の、「第13回・大阪医療センターボランティア総会」の記念講演
会(サポーター養成講座として)で採り上げ「認知症サポーターって」をテー
マに、大阪市中央区社会福祉協議会・地域生活支援ワーカー・大森 禎子さんに
ご講義いただきました。
 認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解を持ち、地域や職
域で認知症の人やそのご家族を支援する人(ボランティア)のことを言います。
講義終了後、サポーターの証として「オレンジリング」をいただきました。そ
の数は、平成27年6月30日時点で630万人を達成しています。(認知症
サポーターキャラバンホームページより)
 どのような病気でも、大切なことは早期発見することだと思います。「あれ、
おかしいな?」「ひょっとして認知症かな?」と、気になり始めたら「物忘れ
テスト」と「初期症状チェック」を一度試してみませんか!。私自身は皆さま
と同様に、サポートされる側でなく、いつまでもサポーターでありたいと願っ
ています。「認知症」について、大変有益なお話しを拝聴することが出来まし
た。ありがとうございました。

■総会(表彰式)

 総会は楠岡 英雄院長先生の挨拶で始まりました。ボランティア皆さまへ感
謝と労いの言葉をいただきました。また、病院の近況、新病院建築の構想・展
望についてお話くださいました。
 表彰式では、平成26年単年度活動時間表彰者(平成26年度、年間を通じ
積極的に活動に取り組まれ、医療サービスの向上にご功労いただいた方を表彰)
32人と、累計活動時間表彰者(ボランティア活動表彰細則に基づき選出)
19人の方々が感謝状と副賞を授与されました。
 また、「絵本サークルどんぐり」「綿の花 えほんの会」の2グループにグル
ープ賞を、そして累計活動時間2000時間を達成された「法円坂」小島 都
志子さん・中村 美知子さん、「患者情報室」福島 進さんと、4000時間
を達成された「法円坂」小鯛 初子さんには、多年にわたり当院医療サービス
の向上に大きく尽力されたその功績を讃えられ特別賞が贈られました。

 最後に、平成26年度大阪医療センターボランティアグループ全体の活動状
況(活動延べ人員:1318人、活動延べ日数:2294日、活動延べ時間:
6948時間)と、平成27年度活動計画が報告されました。
 ボランティアの皆さまには、いつも当院患者さん、職員へのご支援・ご協力
をいただき、まことにありがとうございます。これからも引き続きよろしくお
願いいたします。

■懇親会

 懇親会には、普段院内でもほとんど顔を会わす機会の少ない院長先生をはじ
め、幹部職員の皆さま、副看護部長、看護師長等多くの職員が参加してくださ
いました。
 また、活動時間や活動場所が違うことで、中々会うことの出来ない多くのボ
ランティア仲間に会うことが出来ました。

 今年も幹部職員皆さまから感謝と労いの言葉をいただき、また、職員皆さま
の心温まるお持て成しを受けることが出来ました。ほんの僅かな時間の中、ヘ
ルシー(?)なご馳走をいただきながら、お互い懇親を深めることが出来まし
たことを嬉しく思っています。

 いま最も暑い季節を迎え、一年ごとに気温が上昇していることを肌に感じて
います。猛暑日が続き、熱中症に罹る患者さんの報道が後を絶ちません。一つ
年を重ねるごとに、回復が遅くなるように感じます。しみじみと健康あっての
ボランティアであり、家族の援護があってのボランティアであることも痛感し
ています。「お久しぶり、元気だった?」と交わされる会話と笑顔。そんな笑
顔に来年も会えればいいなあ・・・と思います。
 どうぞ、皆さまも十分な体調管理を心がけ、また来年も元気で再会できるこ
とを願っています。今年も参加くださった皆さま、そして最後に今回のボラン
ティア総会開催にご尽力いただいた方々に御礼申し上げます。
「本当にありがとうございました。」

 大阪医療センターでは病院ボランティアを募集しています。
病院で自ら進んで労力、時間、技術などを提供して、患者さんにやさしさとう
るおいを提供すると共に、活動を通じてボランティア自身の成長にもつながる
活動です。資格は特に要りません。自分自身が健康であり、やさしさと何事に
も積極的に取り組む気持ちがあれば活動できます。
 また、活動方法は、個々のライフスタイルに応じて決めていただいています。
服装は活動しやすい服装で構いませんが、エプロン・胸章など用意しています。
「一緒に活動してみませんか!」ボランティアを希望されます方、お待ちして
います。
管理課ボランティア担当までご連絡ください。

・管理課ボランティア担当    TEL:06−6942−1331(代表)
・ボランティアホームページ→ http://www.onh.go.jp/volunteer/


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      看 護 の こ こ ろ        
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                    東11階病棟
                    川瀬 正裕

 蝉の鳴き声がより一層猛暑を感じさせる季節になりました。私たちも汗をぬ
ぐいながら勤務しています。4月から副看護師長になりました東11階病棟の
川瀬です。今回は長期にわたり入院されていた患者さん(A氏)がご家族と一
緒に最期の時間を持つことができた事例を紹介します。

 A氏は胃切除術後の合併症などにより入院生活が1年以上と長期化していまし
た。入院当初のA氏は看護師の対応に怒鳴ったり、看護師の訪室を拒否すること
もあり、看護師は大きな声を出されることや拒否されることへの恐怖から訪室
をためらうこともありました。そこでA氏への看護をどのようにするのか病棟ス
タッフ全員で考え、何度もカンファレンスを実施しました。そしてスタッフ全
体で統一した看護を実施すること、予測した看護を実践することを目標に全員
で取り組みました。それにより徐々にA氏の態度が和らぎ、看護師を信頼してい
るというような言動が増えてきたのが実感できました。その後徐々に状態が悪
化してきた頃「病院を出る時は退院の時だけ」と頑なに外出を拒んでいたA氏が
「少し外出して大阪城にでも行こうかな」と言われ外出日を決定しましたが、
前日に急変しました。私達は今のA氏に何ができるかを考え、その結果リクラ
イニングチェアーで散歩に行き、煙草を吸ってもらうことをご家族と一緒に計
画しました。散歩に行くまでは入眠していたA氏ですがご家族が煙草を口に添え
た瞬間に目を覚まし、元気な頃にご家族に見せていた笑顔で「うまい。うまい。
」と何度もつぶやきました。それを見たご家族は涙を見せながらも談笑し、何
枚も何枚も家族写真を撮られました。その2日後にA氏は多くのご家族に見守ら
れながら亡くなりました。お見送りの際、ご家族から「あの散歩は最高でした。
最期に苦しそうな顔ではなくあの笑顔が見られてよかったです。最期に吸った
煙草はうちの家宝にします。」と声をかけてもらいました。
 当院は急性期病院で、多くの患者さんが入退院されます。その中で終末期の
患者さんに何ができるかを考えた時にその人らしく最期を迎える、患者さんと
ご家族によりよい最期を送ってもらうことが大切だと改めて感じた場面でした。
A氏という一人の人間を少しでも理解しようとしたからA氏や家族にとって、喜
んでいただけたと思います。またご家族からかけてもらった最後の一言で、患
者さんに行った看護が家族にも影響し、家族看護へもつながったとも改めて実
感しました。みんなで行った散歩がA氏の笑顔を作り、その笑顔がご家族の笑
顔を作ったあの瞬間は今後の人生で絶対に忘れることがないと思います。

 今後の看護師人生においても、終末期の患者さんやそのご家族と関わること
があると思います。その時は副看護師長として看護師の立場からだけで考えた
看護を実践するのではなく、A氏との関わりの中で学んだように、スタッフ全
員がその患者さん自身のことを理解し、ご家族と一緒に看護を考え、良い看護
を提供できるようにスタッフにこの学びを伝えながら関わっていきたいと思い
ます。


ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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                     研修医2年目 梶谷 憲司

 はじめまして。研修医2年目の梶谷憲司と申します。メジャー科のローテー
ションを終了し、マイナー科が始まったところです。研修生活について書きた
いことは色々あるのですが、今回は当院の救急医療について書きたいと思いま
す。
 当院の大きな特徴の一つは救命救急センターがあることではないでしょうか。
高エネルギー外傷、心肺停止など、最重症患者を毎日のように受け入れていま
す。患者搬入時には上級医、研修医、救命看護師、技師でチームを組んで初療
対応をします。全員で仕事を分担し、迅速かつ正確な初期対応を行う様子はま
さにチーム医療そのものです。全員に聞こえる声でバイタルを読み上げたり、
交代制で胸骨圧迫を行ったり、その臨場感は3次救急を受け入れている病院で
なければ味わえないものがあります。加えて、緊急手術や人工心肺装置(PCPS)
を回すことも稀ではありません。
 初期研修では、2ヶ月間救命救急部をローテートします。初めて初療を経験
した時は、そのスピード感に全くついて行けず、あたふたするだけでした。
しかし、2ヶ月目ともなるとABCDの順番を意識しながら率先して動くことがで
きるようになります。初期対応に慣れてくれば、上級医監督の下で心肺停止症
例の陣頭指揮を取ることもあります。その際は、患者状態の評価から挿管まで、
自分で判断して行います(もちろん、少しでも間違えそうになれば上級医に取
り上げられる訳ですが・・・)。
 3次救急を経験してからは、急変があったとしても少々の事ではパニックに
ならなくなります。特に、夜間の2次救急では救急車受け入れから初期対応ま
で研修医が行うのですが、今では自分の判断で重症度の高い患者を受け入れる
自信も出てきました。

 この日記を読んでいる方の中には、当院を初期研修先として考えておられる
方もおられると思います。見学に来られた際には、ぜひ救急(3次救急と夜間
2次救急)を覗いて雰囲気を感じ取ってもらえればと思います。


                     研修医2年目 小泉 信太郎

 はじめまして、こんにちは。2年目研修医 小泉信太郎です。
私は現在まで消化器内科→救命救急→総合診療内科→循環器内科→外科→耳鼻
科→内科→精神科→放射線科と研修をしてきました。

 特に最初に回った消化器内科と、ある程度色々なことができる様になって回
った内科がとても印象に残っています。どの科の先生方も優しく、指導熱心で
あり、私は再度マッチングがあってもこの病院を選ばせてもらいたいと思って
います。

 さて、今までの研修日記で当院での研修について詳しく書かれていると思い
ますが、私も少し書かせて頂こうと思います。
 大阪医療センターの研修内容の最大の特徴は“ほぼ全科を強制的に回る”こ
とであると思います。他の病院の研修内容を見ると、選択期間が長い病院が増
えていますが、大阪医療センターは選択期間が4ヶ月しかありません。
 当初、私はこの選択期間が短いことにプラスのイメージを持っていませんで
した。自分の興味のある科をたくさん回りたいと考えていたからです。しかし
実際に色々な科を研修していくうちにその考え方が変わりました。各科の先生
方とお話しすることができ、仲良くなれ、色々な先生の考え方や指導を受けら
れることができたため、現在ではこの“ほぼ全科を強制的に回る”ことができ
たのはとても良かったと思います。
 今後どれだけキャリアを積めたとしても、自分一人で全てを補うことは不可
能で、自分の専門外のことは他の科の先生方に相談しなければなりません。こ
のような時に、回った科の先生方に顔と名前を知って頂いていることはとても
大きいことであると思います。
 また、将来色々な病院に勤めることになることが多いと思います。たくさん
の先生方と知り合いになっていると、そこの病院で昔お世話になった先生方と
再び一緒に仕事ができるなどの可能性も高まり、その時は嬉しい気持ちになれ
ると思います。

 以上、私が大阪医療センターで現在まで研修し、率直に感じたことを書かせ
て頂きました。
当院で研修を考えている方の少しでも参考になれば幸いです。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


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総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 多和昭雄、中森正二、関本貢嗣
     副院長・看護部長 渡津千代子 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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 まだまだ、猛暑が続いています。「のどの渇きを覚える前に水分補給を」と
のテレビの声に「そんなん言われたら、飲むタイミングがよけいに分からんよ
うになった。」と母親談。確かに、「こまめに水分をとりましょう。」で良い
のかもしれません。
次号をお届けする頃には暑さが和らいでいれば良いのですが。

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。

www-adm@onh.go.jp

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