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メールマガジン「法円坂」No.174(2015/11/16)(独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)



 秋本番を迎え、柿や栗、新米と食べ物の話題がつきません。毎年、紅葉狩り
を通勤経路ですませていますが、今年は少し遠出をしてみようと思います。紅
葉は待ってはくれないので行動するのみです。今月号のメルマガをどうぞ。
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   メールマガジン「法円坂」No.174(2015/11/16)
          (独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター)
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今月号の目次
 ・院 長 楠岡 英雄 です
 ・流行期をむかえるインフルエンザに備えて
    〜インフルエンザの予防策〜
 ・診療科紹介 放射線診療科 
 ・日本病院ボランティア協会
   「2015年度 総会・病院ボランティアの集い」に参加して 
 ・看 護 の こ こ ろ
  ・研 修 医 日 記
 
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         院 長 楠岡 英雄 で す
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 毎年、この時期のメルマガでは、その年のアメリカ心臓学会(American
Heart Association;AHA)の年次学術集会における学会長講演を紹介していま
す。今年の年次学術集会は11月8日から4日間、フロリダ州オーランドで開催
されました。例年より1週間早い開催でしたので、いつもはメルマガ12月号に
報告していますが、今回は11月号に間に合いました。

 オーランドは、日中25度以上まで気温が上昇し、夜も涼しい程度の気候でし
た。昨年のシカゴは寒波の最中であり、同じ25度でも、一方は摂氏(C)、他
方は華氏(F)の違いという、つまらない冗談も出るほどでした。

 毎年のことですが、この学会の楽しみの1つは、初日に開催される開会式で
の学会長講演です。毎年、その時の循環器病学、循環器医療が直面している問
題が取り上げられています。

 今年の学会長Dr. Mark A. Creagerの講演は「血管病の危機と血管の健康へ
の旅(The Crisis of Vascular Disease and the Journey to Vascular
Health)」というタイトルで、トピックスは「血管病」でした。

 血管の重要性を川に例えたヒポクラテスの言葉の引用から始まり、20世紀初
頭の著明な内科医ウィリアム・オスラーの言葉「生命の破綻は動脈に起こる」
の紹介の後、現代の問題は動脈硬化症と血栓症であると指摘しました。アメリ
カでは、今も、死亡の多くは心筋梗塞症と脳卒中であり、そのいずれもが動脈
硬化症か血栓症に起因しています。また、末梢の動脈の狭窄・閉塞も多くの問
題、例えば、脚の動脈の障害は間歇性跛行(歩くと脚が痛くなり、しばらく休
むと、また歩けるようになる)や下肢の壊死をもたらし、場合によっては脚を
切断しなければなりません。また、透析を必要とするような腎臓の障害や、腸
間膜の動脈の閉塞による腸などの消化管の障害も起こります。また、脚の静脈
での血栓症は肺梗塞を引き起こします。これらは死亡や後遺症の原因になり、
アメリカに毎年2000億ドル(約24兆円)の経済的損失をもたらしているそう
です。しかも、がんによる損失の2倍以上だそうです。

 これらの末梢動脈疾患については国民の75%が知っておらず、医師も脚の痛
みを年のせいや関節痛と誤診していることも多いそうです。さらに、診断して
も適切な治療が行われていないことが問題になっています。糖尿病、高コレス
テロール血症といった危険因子に対する治療と、抗血小板薬の投与が必要です
が、冠動脈硬化症などの既往がない人では2割しか適切な治療を受けていない
ようです。また、このような治療は心筋梗塞等の発症予防にもなります。

 今回の学会長のメッセージは、末梢動脈疾患を正しく認識し、適切な治療を
行うことを、循環器科の医師のみならず、多くの医療職に知ってもらいたいと
いうことでした。

 今年の開会式で印象的だったことがもう一つあります。開会式の最後にルイ
ス・コナー記念講演が行われますが、今年の講師はグーグル生命科学(Google
Life Science)のCEOであるAndrew Conrad氏でした。グーグルは情報科学の
みならず、生命科学の多くの分野に研究の触手を伸ばしており、その資金力によ
り多くの成果をあげているようです。この講演の最後で、グーグルは2500万ド
ルをAHAに研究基金として提供することを発表しました。AHAはこれを受けて同
額の基金を設立し、合計5000万ドル(約60億円)の研究基金が作られました。
さらに、この基金は1つの計画を建てた1つのチームにのみ与えられるとのこ
とです。日本の研究基金とは一桁以上違うスケールで、たいへん印象的でした。

 ところで、演題数が1000を越える大きな学会となると、分厚いプログラムと
重い抄録集がつきものでした。しかし、今や、すべてスマートフォンに置き換
わっています。会場にはスマホのみを持って行き、プログラムの確認や抄録の
参照はすべてスマホで行いました。海外でのウェブ参照を携帯電話のパッケー
ジに含めておかないと、大変高額な請求が来ることになります。私はソフトバ
ンクの「アメリカ放題」に入っていたのでよかったのですが、これから海外の
学会に行かれる方はご自身の携帯電話のパッケージをよく確認していく必要が
ありそうです。(ソフトバンクとは利害関係はありません。)


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 流行期をむかえるインフルエンザに備えて〜インフルエンザの予防策〜
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                         感染制御部
                         坪倉 美由紀

 11月に入り、グッと冷え込んできました。季節の変わり目で体調を崩す方も
おられるのではないでしょうか。そんな中、これから流行期をむかえるのが
「インフルエンザ」です。みなさんは何か対策をされていますか?私はこの季
節になると「絶対かからないぞ!」と気合を入れます。しかし、当然のことで
すが気合いだけで感染を免れることは不可能です。そこで、主な対策を3つ説
明します。

1.	ワクチン接種
 インフルエンザには様々な型があり、流行を考えてワクチンが作られていま
す。昨年は3価(A型2種類とB型1種類)ワクチンでしたが、今年は4価(A、
B型とも2種類の計4種類)に変更され、その分費用が高くなりました。インフ
ルエンザワクチンは、感染後に発病する可能性を低減させる効果(あくまでも低
減で100%防ぐわけではない)と、インフルエンザにかかった場合の重症化防止に
有効であると言われています。効果や副作用等考え、接種を検討してください。
ワクチンの効果は接種から2週間程度要すため、12月中旬までに接種を終える
ことが望ましいです。

2.	咳エチケット
 インフルエンザは飛沫感染です。唾や痰の中にあるウイルスが感染源になり
ます。しかし、インフルエンザに限らず、赤ちゃんでもお年寄りでも、病気の
人も健康な人も、どんな人であっても唾や痰の中にはウイルスや細菌がいます。
「感染しない」そして「他人にうつさない」ために、まずは日頃から「咳エチ
ケット」をすることが感染予防上大切です。方法は、1.咳やくしゃみが出る時
はマスクを着用する、2.マスクがない場合はティッシュなどで口と鼻を押さえ
て他の人から顔をそむけ、可能であれば1m以上離れます。使用後のティッシ
ュはすぐにゴミ箱に捨て、手に唾や痰が着いた場合は手を洗いましょう。

3.	手洗い・手指消毒
流水と石鹸による手洗いは手指などについたウイルスを除去するために有効な
方法で、インフルエンザに限らず接触感染を感染経路とする感染症対策の基本
です。食事の前や外出から帰った時等、手洗いを徹底し感染を予防しましょう。
インフルエンザウイルスはアルコール製剤による手指消毒も効果があります。

 厚労省のインフルエンザ対策は、「マメに予防!きちんとマスク、しっか
り手洗い」です。一人ひとりが「かからない、うつさない」という気持ちをも
って、みんなで取り組むことが大切です。


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     診療科紹介 放射線治療科           
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                   放射線治療科 科長
                   田中 英一

 放射線治療は、手術、化学療法(抗がん剤治療)とともにがん治療の3本柱
のひとつです。がん以外の疾患に放射線治療をおこなうことは少ないので、
「放射線治療科」での診療のほぼすべてががん治療になります。
 わが国では、1985年以降、がんにかかる方は増加の一途をたどっています。
がんが増える主な要因は人口の高齢化です。がんは高齢の方がかかる割合が高
いので、高齢者が増えればがんが増えるという理屈です。現在、日本人の2人
に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなるといわれています。国立が
ん研究センターのデータでは、今年1年間に新たにがんにかかる患者さんの数
は約98万人、がんで亡くなる方は約37万人と予測されています。びっくりする
ほどの数字ですよね。がんの発生部位別にみると、男性では多い順に、前立腺、
胃、肺、大腸、女性では乳房、大腸、肺、胃の順になります。もともと日本で
は胃がんが一番多かったのですが、ライフスタイルの変化が原因なのか欧米で
多い前立腺がん、大腸がん、乳がんなどが増加しています。これら多数の患者
さんに全国どこでも質の高いがん医療が提供できるよう全国に約400の「がん
診療連携拠点病院」が国によって指定されています。大阪医療センターもこの
がん診療連携拠点病院のひとつであり、専門的ながん医療の提供や患者さんに
対する相談支援および情報提供などをおこなっています。
 放射線治療は、がんを完全になおす目的で用いたり(根治照射と言います)、
手術後の再発予防目的に用いたり(術後照射と言います)、骨に転移したがん
の痛みを取り除く目的で用いたり(緩和照射、対症照射と言います)とさまざ
まな形でがん治療に貢献しています。ただし、放射線が効きやすいがん、効き
にくいがんがあったり、治療しやすい部位、しにくい部位があったりします。
放射線治療が得意とするがんは、前立腺がん、子宮頸がん、喉頭がん、食道が
んなどがあげられます。逆に得意でないがんとしては、胃がんや大腸がんなど
があげられ、胃がんや大腸がんは手術治療が主としておこなわれます。
 放射線治療の方法として、体の外から放射線を照射する「外部照射」と、病
巣部に小さな線源(放射線をだす物質)をおくりこみ体の中から照射する「小
線源治療」があります。小線源治療を得意とする病院は少ないのですが、大阪
医療センターはその小線源治療を得意とする日本を代表する病院のひとつです。
子宮がん、前立腺がん、舌がんなどにこの治療をおこなっています。もちろん、
外部照射も得意にしており、IMRT(強度変調放射線治療)や定位放射線治療
(ピンポイント照射)と呼ばれる特殊な治療もおこなっています。常勤医師2名、
非常勤医師2名体制で最良のがん治療が提供できるようにがんばっておりますの
で、どうぞよろしくお願いします。


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  日本病院ボランティア協会
「2015年度 総会・病院ボランティアの集い」に参加して   
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                    ボランティアコーディネーター
                    藤本 和彰

 2015年10月22日、ホテルアウィーナ大阪にて、NPO日本病院ボランティア
協会「2015年度総会・病院ボランティアの集い」が開催され参加しました。
 日本病院ボランティア協会 NHVA(Nihon Hospital Volunteer Association )
は、病院・施設などへ来院・来所する人々に安らぎを与える病院ボランティア
及び病院ボランティアグループを支援し、それに関する研修・講演会、情報の
収集・発信、相談・助言などの事業を行い、その活動の健全な発展と推進によ
って社会福祉に寄与することを目的とする非営利活動法人です。2015年10月現
在、大阪医療センターをはじめ、全国215病院グループが加盟しています。
協会のシンボルマークは、手と手を結びあう形を表し、団結と継続を示してい
ます。1977年、長くボランティア活動を続けられた方に、協会として感謝の意
を表したいと、創始者の故広瀬 夫佐子初代会長が1000時間バッジに考案した
ものです。バッジは毎年総会(病院ボランティアの集い)で、病院ボランティ
アとしての活動が1000時間に達した方に贈呈しています。
(ご興味のある方は、日本病院ボランティア協会のサイト→
http://www.nhva.com/ をご覧ください。)

「2015年度 総会・病院ボランティアの集い」のプログラムは、

〈第一部〉 総会
・時間:11時00分〜12時00分
・会場:ホテルアウィーナ大阪 3階「生駒の間」
     ・総会議事

〈第二部〉 病院ボランティアの集い
・時間:13時30分〜15時30分
・会場:同ホテル 4階「金剛の間」

*プログラム*
・1000時間活動達成者感謝状贈呈式
・親睦会(ティータイム)
・お楽しみアトラクション
で行われました。

「総会」は吉村 規男協会理事長の挨拶で始まり、粛々と進行しました。参加
者よりの質疑応答をまじえ、恙なく終えました。
 また、今年は理事改選年につき承認された新理事20名が紹介されました。
 総会を終え、午後からは会場を変えて「病院ボランティアの集い」が始まり
ました。例年通り協会理事長、来賓挨拶(大阪府済生会中津病院・川嶋 成乃
亮院長)の後、1000時間達成者の感謝状贈呈式が執り行われ、2014年度の達
成者223名(累計4351名)に、協会理事長より感謝状と記念バッジが贈られま
した。感謝状贈呈式後の受賞者へのインタビューでは、感謝のことばやこれか
らの抱負などを述べられていました。
 当病院では、宮野 誠さん(法円坂グループ)と澤田 悦子さん(患者情報室
グループ)の2名が授与され、累計達成者も34名となりました。1000時間達
成“おめでとうございます”。日頃の活動に感謝いたします。
今年のお楽しみアトラクションタイムは、いま子ども達に大人気の「妖怪体操」
。妖怪体操と聞こえた途端に、会場の皆さんの「目が点に・・・!?」。協会
理事たち自らがお手本となり、振り付けを指導してくださいました。アニメキ
ャラクターたちのように可愛らしく(?)踊る姿に、あはははは・・・、うふ
ふふふ・・・という笑い声や、ふうふう・・・の声も。参加者全員でのパフォ
ーマンスで、会場全体が大いに盛り上がったようです。
 会場いっぱいの皆さまと共に、1000時間感謝状を授与された全てのボランテ
ィアさんを祝福し、束の間の憩いを楽しみながら、「♪ひとりの手」を合唱し、
閉会となりました。
 毎年、この「病院ボランティアの集い」には、全国各地より大勢のボランテ
ィアさんや病院職員の皆さまが参加されます。お陰さまで、今年も多くのボラ
ンティアさんや職員の皆さまにお会いすることが出来ました。
今後も、日本病院ボランティア協会の皆さまが、ボランティアと職員との「交
流の架け橋」となっていただけることを願っております。そして、病院ボラン
ティアの繋がりを大切に、「ボランティア仲間の楽しい交流の場」として末永
く続くことを願っています。

■メールマガジンをご愛読の皆さま、大阪医療センターでは「病院ボランティ
ア」を募集しています。
「ボランティア活動をしてみたい!」「なにかお手伝いしたい!」「何か私に
も出来ることがあるのでは!」と思っていらっしゃる方は、お電話かボランテ
ィアホームページよりお申し込み下さい。

・管理課ボランティア担当    TEL:06−6942−1331(代表)
・ボランティアホームページ → http://www.onh.go.jp/volunteer/

また、外来診療棟1階・ ボランティア室に、ボランティアコーディネーターが
いますので、是非、お訪ねください。

「私たちと一緒に活動してみませんか!」
心よりお待ちしています。


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      看 護 の こ こ ろ        
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                    救命救急センター  副看護師長
                    三谷 明子 

 晩秋の候、朝晩めっきり寒くなって参りました。皆様体調など崩されずにお
過ごしでしょうか。私は看護師になって15年目になります。循環器看護、救命
救急看護の経験を得て、今年度4月より救命救急センター副看護師長として働
いております。今回、チーム医療における看護の役割について学びとなった患
者さんとの関わりを紹介いたします。
 1年前、私が循環器病棟に勤務して14年目の時です。A氏は60代で心不全を
抱えており、病状が徐々に進行し入退院を繰り返されていました。今回は病状
が進行しており退院できる状況ではありませんでした。A氏は元来温厚で、自
分の思いを表出することは少ない方でした。そのA氏が家族の事情で早期退院
を希望されており看護師間でカンファレンスを重ねましたが、飲水・薬剤管理
など自己管理に問題はなく家族のサポートも十分にあり、現状以上の新たな問
題や介入点を見つけることができませんでした。 そんな中、主治医を含めた
A氏のカンファレンスを行い、主治医より心臓リハビリテーション実施の提案
がありました。私は、A氏のような重症な場合、心臓リハビリテーション実施
により心不全が悪化するのではないかと思いましたが、A氏は心臓リハビリテ
ーション実施後、日に日に表情も明るく元気になり退院することができました
。私は心臓リハビリテーションの効果を実感すると共に、自分の知識・経験不
足を痛感しました。今振り返ると、看護師経験を積み自分で何とかできると錯
覚していたと共に、患者さんを支えているのは看護師だけではないことに改め
て気付かされました。
 私の所属する救命救急センターでは毎日、医師・看護師、その他医療従事者
を含めて患者カンファレンスを実施しています。カンファレンスでは重症患者
さんの現在の病状や治療方針等をチーム全員で共有し、それぞれの職種が専門
的な立場で意見交換を行い、質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
チーム医療の中で看護師に求められる役割は、患者さんの代弁者となる事や今
後の生活をよりよくするための患者・家族指導など様々あると思います。その
中でも救命救急センターでは、人工呼吸器装着患者など自分の思いを表出でき
ない患者さんが多く、家族等と関わる事で患者さんが何を思い、伝えたい内容
は何であるのか汲み取り代弁する役割も重要だと考えています。また、他職種
間の調整を行いチーム医療を円滑に機能させることが看護師の役割であると思
います。
 私は今後も医師やその他医療従事者と協力・連携し、全ての患者さんが質の
高い医療を受けることができるよう、患者・家族に寄り添った看護実践をする
と共にスタッフにも指導・教育していこうと思います。


ホームページ→http://www.onh.go.jp/kango/kokuritu.html


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          研 修 医 日 記
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                     研修医2年目 藤森 なぎさ

 研修医2年目の藤森なぎさです。
 この日記を読まれるのは、病院見学を始めたばかりの5回生や、マッチング
試験を控えた6回生の方々でしょうか。思い返せば、わたしも学生の頃、先輩
方の研修医日記を何度も読み返しては、忙しくも充実した研修医生活を期待し
て胸を躍らせていました。
 当院での研修の特徴は、才能豊かで個性的な同期の日記に書かれていますの
で、ここでは、2年間の初期研修を終えようとしている今、わたしなりに、5、6
回生のみなさんに伝えられることを書きます。
わたしは2年間での研修を通して、多くのチャンスに恵まれました。豊富な症
例経験、幅広い知識を持った先生方のご指導、学会発表やアカデミックな企画
への参加のチャンス・・・、国立大阪は研修医にとってチャンスの宝庫です。
与えて頂いたチャンスに精一杯応えることで、次の新たなチャンスと巡り合い、
その中で、失敗したり反省したりしながら、日々成長することができました。
 3年目以降も引き続き当院皮膚科で研修を続けさせて頂くこととなりました。
初心を忘れず、今後も自ら学びにいく姿勢で、一瞬一瞬のチャンスを大切にし
たいと考えています。

 国立大阪に興味を持ってくださった5、6回生のみなさん、是非見学に来てく
ださい。
 国立大阪で、ともに成長しましょう!


                      研修医2年目 三浦 慎平

 はじめまして。大阪医療センター研修医2年目の三浦 慎平と申します。2年間
の研修生活も残すところあと4分の1ほどになってしまいました。すでに多くの
先輩方、同期が研修生活や内容について触れており、同じような内容となりま
すが拙作ながら書かせていただこうと思います。
 2年目の年末ということもあり、内科・外科・総合救急部・消化器内科・循環
器内科・麻酔科・小児科・産婦人科と、精神科以外の必修科すべてをローテー
トしております。当院の研修は過去の研修医日記に書かれてきているように、
ほぼすべてが必修であり、選択期間は4か月と短いのが特徴です。僕自身として
は将来的にどうせ1つの診療科で働くことになるのだから、研修医の時くらいは
他の科を回らせてもらって最低限の知識はつけたほうが良いと思っているので、
今のローテートシステムは良いと思います。(もちろん、こうした方がよい、
こうしてほしいという点はありますが…、それはどこでも同じでしょう。)
 個人的にこの病院でよかったと思っている点は夜間の救急外来です。こちらは
1年目・2年目の研修医が2人で夜間の救急外来の初療を担当しますが、1年目の頃
には2年目の先生に教えていただきながら患者さんへの対応や検査・初療のやり
方を学ばせてもらいます。2年目になると今度は1年目に教える番で、そうするこ
とで自分の理解をさらに深めることができると考えます。2年間を通じてここで学
ぶことは非常に多いと考えており、見学に来られる際は、夕方以降にもう少し時
間を用意して、救急外来も見に来ていただけると幸いです。


臨床研修のホームページ→http://www.onh.go.jp/kensyu/index.html


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総編集長:病院長 楠岡英雄
編 集 長:副院長 多和昭雄、中森正二、関本貢嗣
     副院長・看護部長 渡津千代子 
編   集:百崎実花
発  行:独立行政法人 国立病院機構 大阪医療センター院長室
         (〒540-0006 大阪市中央区法円坂2-1-14)
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 立冬も過ぎ、街のあちこちでクリスマスの飾り付けが目立ってきました。
まだ11月なのに年末がすぐそこにきているかのような気がします。インフルエ
ンザやノロにかからないように、手洗い、うがいをこまめにして予防につとめ
ましょう。では、次号のメルマガまで。

メールマガジンのご感想をお聞かせ下さい。
www-adm@onh.go.jp


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独立行政法人国立病院機構 大阪医療センター
院長室 秘書  百崎 実花 MIKA MOMOSAKI
540-0006 大阪市中央区法円坂2−1−14
電話 06-6942-1331  (代表)
FAX 06-6946-8031 (直通)
PHS 7282
momosaki@onh.go.jp
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